2014内定者対談vol.2[ホンダ・マツダ編]

初めての卒業生を送り出してから3年にもかかわらず、続々と大手自動車メーカーへ「カーデザイナー」「カーモデラー」を輩出しています。
ゼロから学んで夢をかなえた先輩たちの声を紹介します。


HALで夢をかなえた。
卒業後は、次の夢が待っている。

志望動機は「クルマが好き」だけで十分

マツダ株式会社 内定
唐澤 勇樹
カーデザイン学科4年
職種:カーデザイナー

唐澤高校を卒業してカーデザインを学び始めた当初、僕たちが苦労したのはやっぱり絵を描くことかな。

平野そうだね。皆デッサンに取り組むのは初めてのこと。どうしたら絵がうまくなれるかを考えて、授業だけじゃなくて自宅でも練習していたね。

唐澤僕も家に帰ってからひたすら描いていた。やはり回数を重ねることが大事。目が慣れてくるというか、絵と実物の違いを自分で感じて修正できるようになってくる。

平野最初は見たものをそのまま描けばいいと考えていたけど、そうではなく、自分の目を通してどう描くかが大切。先生の指導を受けているとそうした観察眼も磨かれてくる。

株式会社本田技術研究所 内定
平野 翔吾
カーデザイン学科4年
職種:カーデザイナー

唐澤僕は入学して1年半くらいの段階で、描けるという手応えを感じてきた。高校時代の自分を思うと、頭の中のイメージを絵で表現できるようになるとは想像もしなかった。

平野僕は工業高校の出身なんだけど、デッサンの勉強はまったくしてなくて。図面作成の基礎が少し役立った程度かな。

唐澤僕も含めて普通科出身者が多いし、この学科ではスタートラインは皆と同じだと思う。

平野高校では、勉強は真面目なほうだったの?

唐澤全然(笑)。授業に真剣に取り組んだことながかった。やんちゃだったね。

平野僕も。勉強が嫌いでね。バンドばっかりやってたよ。

唐澤お互い、HALでゼロから始めた。それで問題ないんだ。

平野志望動機は「クルマが好き」。それだけでいい。

唐澤最初はそれで十分だよね。

業界との接点が多いのがHALの特色

平野2年の冬、東京で自動車メーカーのインターンシップに参加したよね。

唐澤あのときはかっこいい作品を描いてやろうと意気込み過ぎた。参加者のスケッチを並べて貼っていくでしょう。会社の方が僕の作品を見て「何だこのクルマ、人が乗れないぞ!」と(笑)。

唐澤 勇樹 作品

平野わはは。僕も同じようなもので、運転席の頭上の空間がまったくないクルマになってしまって、「これでは乗れない」と指摘された(笑)。

唐澤カッコいいデザインにこだわりすぎて、クルマのことが全然わかってないと言われ、見つめ直すきっかけになったよね。

平野僕は最初に参加した本田技術研究所のインターンシップでの挫折経験も印象深い。ディスカッションして一つの作品をつくりあげるという課題で、まったく発言できなくて…。自分に積極性や協調性がまだ足りないと痛感した機会だった。でもこの経験がすごく生きた。次の機会にもう一度参加して、とても評価して頂けた。クルマの魅力をちゃんと理解してデザインできていると。このときの頑張りが内定につながったはず。

唐澤僕もマツダのインターンシップがきっかけで内定を獲得したよ。作品はもちろん重要だけど、プレゼンテーションも評価の対象。この学科ではプレゼンの機会がとても多いから人前で話す技術は自然と身につく。

平野インターンシップにしてもそうだけど、業界との接点が多いのがHALの特色だと思う。

平野 翔吾 作品

唐澤インターンシップはリアルなプロの現場で、現在進行形の方々と触れ合えるから、すべてが参考になるよね。

平野学外のコンテストにも応募して、2人とも『MAZDA デザインカレッジ・コンテスト』(※2)の優秀賞を受賞したし、『カーモデルエキシビジョン』のデザインコンテスト(※1)でも作品を選出してもらった。まさか選ばれるとか思ってなかったけど、やっていて良かった、という気持ちになったね。

唐澤受賞はモチベーションのアップにもつながるしね。

※1=「カーモデルエキシビジョン 学生デザインチャレンジ」
カーデザイナーを目指す日本全国の大学・専門学校の学生から応募があるカーデザインのコンテスト。カーデザイナーの登竜門的コンテストとして知られる。
2014年は選出された全8作品のうち、専門学校からはHALのみ4作品が選ばれた。

※2=「MAZDAデザインカレッジ・コンテスト」
マツダ株式会社がカーデザインを学ぶ全国の専門学校・大学・短大生の育成を目的に実施。

大切なことはすべてHALで学んだ!

平野HALは学内でもプロの方々から学べる環境。担任制の少人数クラスなので先生との接点が多くてすぐに何でも相談できるのはメリット。

唐澤その分先生から教えてもらえる時間が長いからね。それと講師にも多彩な先生がいるので、幅広い意見を聞けるのもいい。

平野学年を超えたタテのつながりが強いのもカーデザイン学科の良さでしょう。僕自身、低学年のときは先輩のスケッチに刺激を受けたし、今は後輩にアドバイスする立場。上の年次になると後輩に経験を伝えていくことも大切だと思う。

唐澤後輩に教えることは、自分にとっても勉強になる。というのは、カーデザインは求められるものは年ごとに変わってくる部分があるし、自分たちが持っていた能力が翌年になっても同じように評価されるとは限らない世界。だから僕たちも後輩に求められるものを勉強しなければならない。そういう機会を与えてくれている後輩にも感謝かな。仲間に恵まれた学校生活になったのはHALだったからこそだと思うよ。

平野先生にも本当にお世話になりました。知識や技術の面だけではなくて、精神的にも成長できる学校だと思う。HALは挨拶や規律を大事にしているし、社会人としての心構えも学べた。

唐澤来年からいよいよ社会人。自分で言うのは恥ずかしいけど、もう明るい未来しか見えない! 夢のカーデザイナーになる。それが楽しみでしょうがない。この世界のトップを目指すつもりで仕事に取り組むよ。

平野クルマは多くの人に使ってもらえるもの。しかも世界が相手。乗る人にどう役立つのかという原点を忘れずにデザインしていきたい。

唐澤どんな人に、どのようなライフスタイルを提供するのか。そういう広い部分からクルマへとフォーカスしていく視点はHALで学んだね。

平野カーデザインは(法規面など)色んな制約もある仕事だけど、その中でも自分らしさを失わずにやっていきたい。お互い多くの人を幸せにできる仕事をしていきましょう。

唐澤HALで一つの夢がかなった。これからは次の夢の実現に向けて頑張っていこう。

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