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BIG HAL大賞
「プレイステーション 4」(PS4™)用アクションRPG『Bloodborne』のプロデューサーを務める株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの山際眞晃氏に「BIG HAL大賞」を授与。

GAME

株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
山際 眞晃(プロデューサー)
ゲーム制作学科/2001年卒業

日本ゲーム大賞2014フューチャー部門を獲得し、発売後1ヵ月を待たず、全世界における累計実売本数100万本を突破した「プレイステーション 4」(PS4™)専用ソフトウェアタイトル『Bloodborne(ブラッドボーン)』。そのプロデューサーを務めた株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの山際眞晃氏に「BIG HAL大賞」(副賞50万円)が授与された。
「BIG HAL大賞」は、創立以来の卒業生で構成される「HAL会」が、全卒業生の中から、その年度に最も活躍した卒業生に対して授与する賞だ。

山際氏がプロデューサーを務めた『Bloodborne』は、今なお世界中で支持されている『Demon's Souls』を生んだ、SCEワールドワイド・スタジオJAPANスタジオとフロム・ソフトウェアのタッグによる新作アクションRPG。発売前からその評判は高く、ゲーム業界で最もメジャーな賞である日本ゲーム大賞2014フューチャー部門を獲得。その快挙を評し、BIG HAL大賞受賞となった。
HALを卒業してから14年経つ山際氏が、今も大切している「HALでの失敗」とは?
発売後1ヵ月を待たず、全世界における累計実売本数100万本を突破する超ヒット作を手がけた原点に迫った。

二度とこんな気持ちにならないようにする。
学生時代の失敗が、プロとなった今も活きる。

-受賞おめでとうございます!受賞の感想を聞かせてください。
HALの卒業生にはご活躍されている方々がたくさんいる中、このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。当たり前ですが、私1人ではゲームをつくることはできません。すべて『Bloodborne』に関わっていただいた皆さんのおかげです。

-なぜHALでゲーム業界を目指そうと思ったのですか?
当時PCでゲームをつくっていた友人の手伝いをしたときに、ゲームをつくる楽しさにハマり、その友人にHALへ入学することを誘われたことがきっかけです。もともとゲームは好きでしたが、「自分がつくる」というのは考えたこともなかったので、きっかけを与えてくれた友人に感謝しています。

-HAL在学中の思い出や、今も活きる経験などあれば教えてください。
自分にとって何がやりたいことなのか、何が楽しいことなのかを見出せたことですね。社会人になって14年になりますが、これまでを振り返ってみると、学生時代に楽しんでいたことを続けているだけだなと感じます。また、卒業制作展でのグループ活動では、作品をつくりあげることができず、悔しい思いをしました。この悔しさや情けなさは、「二度とこんな気持ちにならないようにしよう」と私の糧として活きています。

自分が楽しいと思うこと。
そこが一番自分らしく輝ける場所。

-ゲームを制作するおもしろさを教えてください。
答えがないことですかね。何が面白くて、何が売れるのか、分かっているわけではありません。だからこそ、それを目指して、色々と考えるのは面白いですね。そうした同じ志の人たちが集まって、色々な考えをぶつけながら、妥協を許さず、形作っていくのはすごく楽しいです。

-それを仕事にして、ものづくりをする上でのこだわりなどを教えてください。
つくっているものの良さを心から信じることですね。HALの授業でもそうですが、ゲームはグループで制作するものなので、大なり小なりプレゼンする機会が多いです。そのとき、どんなに口がうまくて、流暢に説明したとしても、自分が本当に信じていないことは良さが伝わらないし、見抜かれてしまうものです。

-最後に、在校生に向けてのメッセージをお願いします。
残りの学生期間、格好悪いくらい本気でゲーム制作やグループ活動に励んでください。そして、そこに伴う苦労や感動を体験してください。その体験は、今後の社会人生活において、ずっと支えになると思います。もうひとつ、これから様々な仕事に就くことになっても、その仕事でぜひ自分が楽しいと思うことをしてください、もしくは楽しいと思うことを見つけてください。そこが一番、自分らしくいられて、輝ける場所だと、私は思います。

-山際さんありがとうございました。今後のご活躍をお祈りしています!