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卒業生 白組/スピード、岩木勇一郎氏のスペシャルゼミが行われました

CG/ANIMATION

業界のトップランナーが在校生に直接講義を行う『スペシャルゼミ』。現在業界で活躍するHALの卒業生も講師として来校されています。
今回は、ゲーム『モンスターハンター4G』、アニメ『参乗合体 トランスフォーマーGo!』、映画『劇場版 BUCK-TICK ~バクチク現象~』などのCG・映像を手がけた、岩木勇一郎氏の講義が行われました。

岩木勇一郎氏

岩木勇一郎氏

2001年卒業。株式会社白組のプロデューサーとして、2008年にはHALのTVCMにも使用された『ARMORED CORE for Answer』のゲームムービーを手がける。現在は白組のプロデューサーをしながら、産学官連携で株式会社スピードを立ち上げ、自身のプロジェクトと共に後進の育成にも携わっている。

映像業界でプロになるために必要な3つの力

今回の講義テーマは「卒業生が考える、HAL生 プロへの道」。
岩木氏からはプロになるために必要な3つの力として「作品」「人柄」「個性」の大切さ、身につけ方を説かれました。

<作品>
実体験には勝てない。とにかく日常の出来事を観察すること。自分の実力を把握することも大事で、苦手なことは認めて上手な人に教えてもらうべき。

<人柄>
CG映像の制作はチーム作業のためコミュニケーションは大切。コミュニケーションとは喋り好きではなくて、相手の立場に立てるかどうか。

<個性>
とにかく好きなことをつきつめること!

現在、映像の監督やプロデューサーを務めているのは自分から手を挙げたのではなく、周りから求められた結果と話された岩木氏。学生たちへも、「やりたい職種があるならまず目の前にあることをしっかりやること。そうすれば周りから求められるようになる」とアドバイスをされました。

在校生の最大の関心事である「就職」について、卒業生・業界のプロそして採用する立場から本音で話していただいた今回の講義。
今後もHALでは、業界で活躍する卒業生に話が聞ける機会を積極的に設けていきます。