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国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」プロデューサーに学ぶ、日本eスポーツ市場のこれから

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株式会社 CyberZ 取締役CSO 大友真吾氏をお迎えし、HAL名古屋・HAL東京・HAL大阪3校の学生を対象にオンラインでの特別講義を開催しました。CyberZは、サイバーエージェントグループの企業で、国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」を立ち上げ、大友氏はその総合プロデューサーを務めています。

RAGEは、これまでに任天堂「スプラトゥーン2」「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」や、カプコン「ストリートファイターV」、Cygames「Shadowverse」、人気FPSバトロワ「Apex Legends」「VARORANT」など、数多くの人気タイトルのプロリーグやトーナメントを開催。日本発の国際eスポーツ大会「RAGE ASIA 2020」、東京都初のeスポーツイベント「東京eスポーツフェスタ」も企画・運営するなど、日本のeスポーツシーンを牽引しています。


講義では、日本のeスポーツの最前線で活躍される大友氏の視点で、eスポーツの歴史や市場規模、世界と日本の違いなどを詳しく解説いただきました。
近年、大手企業やスポーツ団体が参入し盛り上がりを見せている一方で、世界と比較すると、まだまだ成長段階にあるとされる日本のeスポーツ産業。最大の原因が「日本は“観戦文化”が根付いていない」ことだといいます。

大会を観る人を増やすため、CyberZでは、「RAGE」を通してeスポーツと他分野のコラボイベントやVチューバ―による大会を開催するほか、ゲーム実況やプレイ動画、ライブ配信が楽しめるプラットフォーム「OPENREC.tv」(オープンレック)を運用し、参加型の視聴体験を提供するなどの工夫を重ねています。

まさに「eスポーツの今」を講義いただいた後、学生たちから質問を受付ける時間も設けていただきました。「同じ対戦系でもeスポーツになるタイトルとならないタイトルの違いは?」「1人用ゲームなど新しいジャンルの大会が増える可能性はありますか?」など、これからゲーム業界を目指す上で知っておきたい、eスポーツの展望についての質問が多く聞かれました。

さらなる発展が予想される日本のeスポーツ事情についてお話を伺うことができ、ビジネスの面からゲーム業界を考えるきっかけになりました。
今後もHALでゲーム開発に必要な知識やスキルを身につけながら、広い視野を持つコンテンツクリエイターを目指していきましょう。

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