オンライン授業:セガのプランナーに学ぶ、ゲームクリエイターとして働くこと
株式会社セガよりジャパンアジアスタジオ統括本部 第3事業部 プランナーの椎野智徳氏をお招きし、HAL東京・HAL大阪・HAL名古屋の学生に向けてオンラインにて特別講義を実施いただきました。
セガといえば、『ソニック』『龍が如く』『ぷよぷよ』など数々の国内外で有名なゲームタイトルを抱える日本を代表するゲーム企業。椎野氏は現在、企画セクションマネージャーとして、『ファンタシースターオンライン2』の開発プロジェクトに携わられています。
今回の講義テーマは「ゲームクリエイターってなんだろう」。椎野氏のご経歴をもとに、ゲーム業界で働くこと、仕事をする上で心がけることなどについてお話しいただきました。
開発会社を経てセガへ入社したという椎野氏。早く一人前になるために、新人時代には周囲に積極的に声をかけて、普通の若手では任せてもらえないような仕事をどんどん引き受けていたそうです。その結果、セガでは『バーチャファイター4』『Quest of D』『Shining Force CROSS』といったタイトルで重要な役職を任されることとなります。
23年間、ゲーム業界で活躍の幅を広げてきた背景には、「どんどん動いて周りに話しかける」「皆が喜ぶことを積極的にする」「どんな仕事も引き受ける」という新人時代からの信念があったからだといいます。この他にも、就職活動や入社後のキャリアを考える上で参考になるお話をたくさんしていただきました。
講義の最後には質疑応答の時間も設けていただき、学生たちからは「現場でのコミュニケーションのコツは?」「どんなプログラマーだと一緒に働きたいと思うか?」といった実務に関わる質問が多く寄せられました。
「いつか皆さんと『同僚』『ライバル』として、ともに働くことができる日を楽しみにしています」という椎野氏の言葉に、学生たちも勇気づけられていたようです。これからも、HALでゲーム開発に必要なスキルを磨きながら、将来どんなクリエイターを目指していくか、一緒に考えていきましょう。