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日本・中国でチーフデザイナーを務めた元日産・山崎剛氏の特別講義を開催しました

日本・中国でチーフデザイナーを務めた元日産・山崎剛氏の特別講義を開催しました

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日本の日産自動車で長年デザイナー、チーフデザイナーとしてキャリアを積み、その後日産の中国拠点の鄭州日産デザイン室長、東風啓辰、東風日産にてチーフデザイナーを務められ、今年2月に帰国した山崎剛氏をお迎えし、カーデザイン学部の1・2年生の学生を対象に、特別講義として1日ワークショップを開催しました。

山崎氏はカーデザイン開発歴42年。日中合わせて、大中小含めて60以上のプロジェクトに参加し、「エクストレイル」「ヴェヌーシア」をはじめとしたクルマのデザイン開発に携われてこられました。

今回のワークショップでは、そんな憧れのデザイナーから「手描きスキル」「チーム制作」を学びました。まずはデザイナーになる上で必要不可欠な「手描きスキル」について。
プロの世界では、たくさんのスケッチの中から選ばれるために、いかに目立つスケッチを描けるかが重要といいます。学生たちはアドバイスを受けながら、繰り返し繰り返し手を動かして、少しでもコツを掴もうとしている様子でした。


午後はチームに分かれて「2人乗りシティームーバー」を考え提案しました。限られた時間で要件をクリアした魅力的なクルマをチームでまとめていくことは、学生たちにとっても初めての経験。最後にはプレゼンテーションを行い、山崎氏から講評をいただきました。
時間管理やプレゼンボードの完成度、質疑応答の準備など、プロにとって必要なことも実感できたようです。


講義の最後には、中国のカーデザイン事情も教えていただきました。
「中国は人口が日本の15倍なので、入社試験の競争率も15倍。その分皆すごく努力していて、頑張れる強さがあります。将来同じ土俵に立つ人たちにはそういった強さがあることを忘れないで日々勉強してくれたら」という言葉もあり、学生たちは大いに刺激を受けた様子でした。

今回は技術面だけでなく、プロとして働く上で必要な考え方もたくさん教わることができました。
これからもHALでは、業界のトップクリエイターから直接学べる機会を学生たちへ提供してまいります。


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