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9/16よりNetflix全世界配信&劇場公開! アニメ映画『雨を告げる漂流団地』プロデューサーによる特別講義を開催しました

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9/16(金)よりNetflix映画として全世界に配信・劇場公開される新作アニメーション映画『雨を告げる漂流団地』の公開を記念して、同作のプロデューサーを務めたスタジオコロリドの鈴木孝輔氏、ツインエンジンの齋藤響氏をお迎えし、HALでCGやアニメを学ぶ学生たちへ向けて特別講義を開催しました。


スタジオコロリドは、2018年に初の長編映画『ペンギン・ハイウェイ』を公開し、2020年にNetflixで全世界に配信された『泣きたい私は猫をかぶる』が世界30カ国以上で「再生回数の多い映画ランキングTOP10」に入るなど、業界注目のアニメーションスタジオです。

『雨を告げる漂流団地』は、『ペンギン・ハイウェイ』で監督を務めた石田祐康監督による待望の新作。花澤香菜さんや水瀬いのりさんなど人気声優の出演や、「ずっと真夜中でいいのに。」の主題歌・挿入歌も話題となっています。

講義のテーマは「アニメプロデューサーから見た、クリエイターに必要な資質」
まずは同作の制作舞台裏を教えていただきました。石田監督が描いたイメージボードやキャラクター原案、制作フローから最終カットを仕上げるまでの細かなこだわりまで、貴重な資料を紹介しながら、アニメ映画の制作現場の様子を詳しく説明いただきました。


その上で、プロデューサー視点でクリエイターに必要な資質をお話しいただきました。
印象的だったのは、新型コロナウイルスの影響もあり業界のデジタル化が急速に進んでいるということ。また、制作現場では様々な立場の人と関わることから、複数人で制作した経験やコミュニケーション能力も重要だと言います。

鈴木氏からは「クリエイターに必要なのはずばり“体力”!大変だけどものづくりは楽しい、エンタメに関わる上で何かを楽しむ心を持ち続けてほしい」齋藤氏からは「新しい才能に出会い、一緒に働けることを楽しみにしています!」と激励のメッセージもいただきました。

講義の最後には、なんと石田監督からHALの学生たちに向けてビデオメッセージもいただきました!

 「HALの皆さんへ この映画は自分にとってプロの世界に入ってちょうど10年目にあたる作品です。10年経って僕から言えることは、とにかくこの業界は大変です。でも、自分が作品にかける想いが、少しでも伝わればという気持ちで頑張れています。『雨を告げる漂流団地』も自信をもって送り出せる作品になっているので、ご覧になっていただけたらありがたいです。大変ではありますが、学生の皆さんもこちらの業界に来てくれたらうれしいなと思います。よろしくお願いします。」(ビデオメッセージより抜粋)

  実際に石田監督よりいただいたビデオメッセージはコチラ!

話題作を通して、監督やプロデューサーのリアルな声を聞くことができ、アニメーション業界の今を感じられる機会となりました。将来CGクリエイターやアニメーターを目指す学生たちも、プロに必要なものを実感することができたようです。


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