この記事でわかること3点まとめ
- 映像制作専門学校の学費は、2年制で約164万~302万円
- 大学と比較すると、修業年数が短い分学費を抑えられる
- より学費を抑えたいなら、奨学金や教育訓練給付金制度を利用すべき
映像制作の仕事に就くには、高度な技術や専門知識が求められるため、専門学校や大学で学ぶのがおすすめです。しかし、学費への不安から進学を迷っている方もいるでしょう。
この記事では、映像制作専門学校の学費について、大学との比較、内訳、そして学費を抑えるための方法までを詳しく解説します。映像クリエイターを目指すあなたの進路選びの参考にしてください。
本記事でおすすめする映像制作専門学校は、下記リンクからご覧いただけます。
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映像制作専門学校と大学の学費を比較

ここでは、映像制作専門学校と、4年制の映像系私立大学でかかる学費の目安を紹介します。
入学金 | 初年度の学費 | 総額 | |
---|---|---|---|
映像制作専門学校 | 約18万円(※) | 約100万~169万円(※) | 2年制:約164万~302万円 4年制:約328万~604万円(※) |
私立大学 | 約25万~30万円 | 約180万~200万円 | 約650万~720万円 |
一般的に、修業年数が短いほど学費を抑えられるため、4年制大学と比較して2年制の映像専門学校の方が経済的な負担を軽減できます。ただし、学費は設備やカリキュラム、立地によって大きく差があるため、気になる学校があれば公式サイトで確認しましょう。
映像制作専門学校の詳細な学費やメリット、就職実績については以下の記事で詳しく解説しています。
映像制作の専門学校はやめとけ?学費や就職先、メリットについても解説
映像制作専門学校の学費内訳を紹介

映像制作専門学校の学費は、入学金、授業料、教育充実費などで構成されています。内訳を詳しく見ていきましょう。
【コース別】学費の内訳一覧
HALの専門学校には、4年制のCG・デザイン・アニメ学科と2年制のCG学科があります。初年度の学費の内訳は以下のとおりです。
内訳 | 4年制CG・デザイン・アニメ学科 | 2年制CG学科 |
---|---|---|
入学金 | 300,000円 | 300,000円 |
授業料 | 920,000円 | 880,000円 |
教育充実費 | 186,000円 | 186,000円 |
施設・設備維持費 | 337,000円 | 337,000円 |
初年度合計 | 1,743,000円 | 1,703,000円 |
※HAL大阪・HAL名古屋の学費は、HAL東京の上記金額と若干異なります。
また、HAL東京では学費以外に、38,500〜69,500円の教材費がかかります。学費の内訳は学校によって異なるため、前もって確認しておくとよいでしょう。
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映像制作専門学校の各費用の詳細について

映像制作専門学校でかかる費用の、内訳の詳細を解説します。
入学金
入学金は、専門学校入学への意思表示のために一度だけ支払う費用のことです。入学手続きの際に一括で支払うのが一般的になっています。
合格通知を受け取ったら、指定期日までに入学金を振り込む必要があります。一度納入した入学金は、仮に入学を辞退した場合でも返金されないため、振り込む前によく検討することが大切です。
授業料
授業料は、専門学校で授業を受けるための費用です。支払方法は、一括払いや分割払い、前期と後期の分納払いなど、学校によって異なります。
教育充実費
教育充実費とは、学習環境の整備や学生の支援のための費用です。授業の質を高めたり、学生のサポートをしたりするために使われます。
学校によっては、施設の維持管理や設備の修繕の費用に充当される場合もあります。
施設・設備維持費
施設・設備維持費は、学生が安全に授業を受けられるように、校舎や施設・設備の維持管理をおこなうための費用です。主に、建物の清掃、光熱費、施設の修繕、設備の拡充などに充てられます。
映像制作専門学校で学費以外にかかる費用

映像制作専門学校では、学費以外に以下のような費用がかかります。
機材費
実習に必要な機材や設備のための費用です。最新の設備を導入したり、機材のメンテナンスや修繕をおこなうために使われます。
学校によっては、施設・設備維持費や実習費に含まれる場合もあります。
ソフトウェア代
映像制作は高度なCG技術を駆使しておこなうため、常に最新のソフトウェアを備えておく必要があります。新しいソフトウェアを導入するにも費用がかかるため、学校によっては設備費や教材費とは別に支払います。
書籍代
授業で使う教科書や参考書、専門書などの書籍を購入する費用です。映像制作に関する基本から高度な専門知識までを網羅した専門書や、ソフトウェアの操作方法の解説書など、さまざまな書籍が必要になります。
研修費
研修費は、知識やスキルを磨くための研修に参加するための費用です。授業料とは別に支払うのが一般的です。
通学費
専門学校へ通学するための交通費です。遠方から通うと当然高額になり、毎月数万円になる可能性もあります。毎月どれくらいの通学費がかかるのか、前もって概算を把握しておくとよいでしょう。
一人暮らしの費用
専門学校への入学を機に一人暮らしを始める場合は、学費以外に費用がかかります。家賃や光熱費、食費などの生活費や、引越し費用も必要です。高額になる可能性もあるため、概算を把握しておくことが大切です。
映像制作専門学校の学費を抑える方法

ここからは、映像制作専門学校の費用を抑える方法を紹介します。これらの制度を上手に活用すれば、経済的負担を減らしながら映像専門学校で学べます。
奨学金制度を活用する
奨学金は、学生が安心して授業に集中できるように、金銭面の援助をする制度です。
日本学生支援機構(JASSO)や地方自治体などの公的な奨学金だけでなく、民間や学校独自の奨学金など種類はさまざまです。給付を受けるには条件を満たす必要があります。奨学金には、返済が必要な貸与型と返済不要な給付型があります。
参照:貸与奨学金(返済必要)|日本学生支援機構
参照:給付奨学金(返済不要)|日本学生支援機構
教育訓練給付金制度を利用する
教育訓練給付金制度は、一定の条件を満たす社会人が、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受けた場合に費用の一部が支給される制度です。
教育訓練給付金には3つの種類があり、給付額が変わります。映像制作の専門学校も対象となる場合があります。
特待生制度や学費免除制度を利用する
特待生や学費免除制度は、成績優秀者や特定の条件を満たす学生を対象に、学費が免除される制度です。
学校での成績や家計の状況によって、免除の対象となる年数や金額が変わります。
働きながら学ぶ
夜間部や通信制がある専門学校なら、アルバイトなどで学費を稼ぎながら通学できます。
働きながら学ぶ学生を支援する制度やアルバイトの斡旋などをおこなっている学校もあります。
映像制作専門学校の学費に関するよくある質問
映像制作専門学校の学費について、よくある質問と回答を紹介します。
専門学校の学費は毎年同じですか?
専門学校の学費は、基本的に毎年同じ金額です。ただし、年次が上がるにつれて授業料が上がったり、専門的なソフトウェアや機材の費用、実習費などが高くなったりする場合があります。
なお、入学金は初年度のみ支払う費用です。
奨学金は誰でも借りられますか?
奨学金は誰でも借りられるわけではありません。学校の成績や家計の状況など、条件を満たすことにより、奨学金を受けられます。
条件は奨学金によって異なるため、自分に合うかどうかを事前に調べておくことが大切です。
まとめ
映像制作を学ぶには専門学校や大学へ通う方法がありますが、専門学校のほうが大学よりも修業年数が短く、かつ学費も抑えられておすすめです。
専門学校では、最先端のCG技術を学ぶ環境が整っており、プロから指導を受けられるなど実践的な力を養うカリキュラムが設けられています。専門学校なら、ゼロからでも即戦力となる映像クリエイターを目指せるでしょう。
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