ホーム » 情報工学大学の選び方は?4つの軸とおすすめの大学を紹介

情報工学大学の選び方は?4つの軸とおすすめの大学を紹介

情報工学を学べる大学は全国に数多くあるため、「どこを選べばいいのかわからない」と悩んでしまうものです。

自分に合った偏差値の大学を選ぶことも大切ですが、それだけでは入学後に「思っていたカリキュラムと違った」「就職でうまく活かせなかった」という事態になりかねません。

この記事では、後悔しない情報工学大学の選び方を4つの軸で整理し、国公立・私立それぞれの特徴や、見落とされがちな専門職大学という選択肢まで幅広く解説します。

情報工学大学は4つの軸で選ぶ

まずは、満足のいく大学選びを叶えるための、4つの軸をご紹介します。

  • カリキュラム
  • 就職力
  • 学びの方向性
  • 立地

軸1.カリキュラム:1年次から専門技術に触れられるか

大学では教養科目の履修が必須であり、1・2年次は語学や数学などの一般科目が中心になるケースも少なくありません。

しかし情報工学の分野では、早い段階からプログラミングやネットワーク、アルゴリズムなどの専門技術に触れられるかどうかが重要です。

大学を選ぶ際は、シラバスや在学生の声を参考に「1年次から専門科目に取り組める環境か」を確認しましょう。

また、演習・実験の授業が多ければ、卒業時に即戦力を目指すことも可能です。

軸2.就職力:偏差値よりも「就職に強いか」を見る

情報工学の大学選びで見落としがちなのが、就職力です。

大学通信オンラインが公表している「有名企業400社 実就職ランキング」によると、必ずしも偏差値の高い大学が就職に強いわけではないことが示されています。

特に注目すべきなのは、情報系に強みを持つ中堅・難関の私立理工系大学が、難関私立大学と同等またはそれ以上の実就職率を誇る点です。

参照:【有名企業400社 実就職ランキング】有名企業の就職に強い大学の特徴|大学通信オンライン

このように、偏差値の高さより「企業からの評価」で選ばれる大学を意識することが、就活での成果につながります。

あわせて、企業と連携した産学協同プロジェクトや、OB・OGネットワークの充実度なども確認しておくとよいでしょう。

軸3.学びの方向性:やりたいテーマと市場ニーズの合致

一口に情報工学といっても、AI・機械学習・セキュリティ・ロボティクス・組み込みシステムなど、専攻できる分野は多岐にわたります。

特に、3・4年次に所属する研究室の選択は、就職先や将来のキャリアを大きく左右します。

そのため、自分のやりたいテーマが企業・社会のニーズとマッチしているかを意識することが重要です。

ただし学部の研究室は、成績や抽選によって決まることが多く、希望通りに所属できない場合があります。

第一志望の研究室に入れなかった場合も考え、他に魅力的な研究室があるかという視点も持って、総合的に判断しましょう。

軸4.立地:首都圏・都心なら就活早期化に対応できる

IT・情報系の企業の多くは、都心、なかでも首都圏に集中しており、インターンシップや就職イベント、企業説明会の主な開催地になります。

そのため、大学3年次から本格化する就職活動に対応するには、都心や首都圏に位置するキャンパスへの進学が有利に働きます。

地方在住の学生の方は、首都圏への進学コストと就活メリットを比較しながら検討してみてください。

おすすめの情報工学大学は?

情報工学を学べる大学は数多くありますが、国公立と私立で、学びの環境や卒業後の進路の強みは異なります。

ここでは、国公立・私立それぞれの特徴や向いているタイプをわかりやすく解説します。

よく比較して、将来の自分にぴったりの学校選びの参考にしてください。

大学群特徴向いている人
国公立理論と研究に強み。大学院進学が主流研究職や大手開発職を目指す人
私立実践的なカリキュラムと企業連携即戦力として有名企業へ就職したい人

国公立大学:圧倒的な研究実績を誇る名門校

国公立大学の情報工学系学部では、数学・物理をベースにしっかり理論を学べます。

また、研究設備が充実していて、大学院進学率も高い傾向にあります。

卒業後に大手メーカーや研究機関、官公庁でのエンジニアを目指す場合、国公立大学の学位は大きな強みになるでしょう。

一般的に、授業料は私立より安く、経済的なハードルが比較的低い点も魅力です。

ただし入試難易度が高い学校も多く、合格には徹底した受験対策が不可欠です。

私立大学:企業からの高い評価で就職に強い

私立の情報工学系大学は、産学連携プロジェクトや企業との共同研究が活発で、実践的なスキルを在学中に身につけられる環境が整っています。

なかでも代表的な工科系私立大学は、中堅企業から大手IT・メーカーまで幅広い就職ルートを持ち、企業側の信頼も厚いことが特徴です。

授業料が比較的高額な一方で、そのぶん、設備が充実しているのが強みです。

また、首都圏や都心にキャンパスを構える大学も多く、就職活動に有利な立地といえます。

知っておきたい情報工学大学の基礎知識

パソコンをする人

情報工学大学選びの際に知っておきたい、3つの基礎知識をご紹介します。

  • 「情報科学」と「情報工学」の違い
  • 情報工学大学の卒業後のキャリア
  • 女子枠の急増

「情報科学」と「情報工学」の違い

大学の学部・学科名には「情報科学」「情報工学」「情報システム」などさまざまな呼称があり、混乱しがちです。

大まかな定義は以下のとおりです。

  • 情報科学:情報の原理・構造・アルゴリズムを探究するサイエンス(理論を学ぶ)
  • 情報工学:技術を応用して実社会に役立つシステムやプロダクトを創り出すエンジニアリング(ものづくりを学ぶ)

ただし、実際には大学ごとの定義に大きな差がないケースも多く、学部名だけで内容を判断するのは難しいでしょう。

実際に学ぶ内容をシラバスやオープンキャンパスで把握し、名称に惑わされずカリキュラムの中身をしっかり確認しましょう。

情報工学大学の卒業後のキャリア

情報工学を学んだ卒業生は、IT業界にとどまらず幅広いフィールドで活躍しています。

主な就職先は、以下のとおりです。

  • IT:プログラマー、システムエンジニア(SE)、インフラエンジニア
  • メーカー:組み込みエンジニア、制御系エンジニア
  • 金融・保険:データサイエンティスト、フィンテックエンジニア
  • コンサルティング:ITコンサルタント、DXコンサルタント

その他、大学院へ進学し、研究職を目指す場合もあります。

情報工学の知識はあらゆる産業のDXを支える基盤となっており、今後もキャリアの選択肢は広がっていくと考えられます。

女子枠の急増

近年では、理工系学部への女子の進学が少ないことを受け、「女子枠(女性限定入試)」を設ける大学が急増しています。

特別奨学金の支給や入試優遇措置を設ける大学も増えており、女性が情報工学を学びやすい環境が整いつつあります。

女子枠の設置により、学部全体に占める女性比率が向上した大学も多いです。

専門職大学という選択肢

学生たち

情報工学を学ぶ進路として、従来の大学だけでなく「専門職大学」という新たな選択肢も注目されています。

専門職大学とは、「理論からしっかり学べる大学」と、「実践的に高い専門性を身に付ける専門学校」それぞれの強みを融合させた、4年制の教育機関です。

主な特徴やメリットは、次のとおりです。

  • 学士(専門職)を取得できる
  • 理論と実践のバランスが取れる
  • 特定分野への就職に強い
  • 最新技術について学べる

学士(専門職)を取得できる

専門職大学を卒業すると、「学士(専門職)」が取得できます。

一般大学の「学士」が学術的な研究能力を証明するのに対し、「学士(専門職)」は高度な実践力と応用力を持つことを国が証明する学位です。

「学士(専門職)」の取得により大卒以上の求人にも応募でき、就職市場では4年制大学卒業と同等に扱われます。

2年制の専門学校とは異なり、大学院への進学ルートも開かれています。

理論と実践のバランスが取れる

専門職大学は、いわば大学と専門学校のいいとこ取りといえます。

4年間かけて理論からしっかり学べる大学と、実習中心で高い専門性が身に付く専門学校、双方の強みを兼ね備えている点が大きなメリットです。

専門職大学では、授業の3分の1以上を実習・実技に充てることが義務づけられています。

大学と比較して実習比率が高く、在学中から現場に近い環境でスキルを磨けるため、卒業時には即戦力を目指せます。

特定分野への就職に強い

従来の大学が幅広い職種を視野に入れた汎用的な教育をおこなうのに対し、専門職大学では特定のコースや専攻に特化した教育を提供します。

ITエンジニア・AIエンジニア・ゲームクリエイターなど、目指す職種がある程度明確な方にとって、専門職大学はキャリアへの最短ルートになり得ます。

やりたいことがはっきりしている方ほど、専門職大学の強みを活かせるでしょう。

最新技術について学べる

専門職大学は業界と密接に連携し、最新技術を学べるという強みがあります。

AIやIoT、クラウドといった最先端の現場技術を、トップ企業と連携していち早くカリキュラムに組み込めるのは、専門職大学ならではです。

情報工学を学ぶなら国際工科専門職大学(東京・大阪・名古屋)

前述の「情報工学大学の4つの選び方」の観点から特におすすめしたいのが、東京・大阪・名古屋の3都市にキャンパスを持つ「国際工科専門職大学(IPUT)」です。

国際工科専門職大学は、AI・ICT・デジタルコンテンツ領域の専門職大学として、業界直結の実践教育で注目を集めています。

  • カリキュラム:

AI・IoT・ロボットおよびゲーム・CGの各分野において、国が認めた実践的カリキュラムを導入しており、1年次から本格的な専門技術に触れられます。

  • 就職力:

世界のICT・デジタルコンテンツ業界との連携により、数多くの卒業生が有力企業へ就職しています。

産学連携プロジェクトを通じて、在学中から実際の企業課題に取り組む機会が豊富に用意されています。

  • 学びの方向性:

工科学部 情報工学科では、AIエンジニア・IoTエンジニア・ロボット開発エンジニアなど、デジタル人材を目指す3つのコースを展開。

目指すキャリアに直結した学びを得られる環境が整っています。

  • 立地:

東京キャンパスは新宿駅前のコクーンタワー内に位置し、就活の早期化にも対応できる抜群の環境です。

大阪・名古屋キャンパスも主要都市の中心部に立地しているため、インターンシップや就職活動に取り組みやすいといえます。

情報工学の学びを通じてデジタル分野の最前線で活躍したい方は、ぜひ国際工科専門職大学への進学もご検討ください。

>>工科学部 情報工学科 AI戦略コース|国際工科専門職大学(東京・大阪・名古屋)

>>工科学部・情報工学科 IoTシステムコース |国際工科専門職大学(東京・大阪・名古屋)

>>工科学部・情報工学科 ロボット開発コース |国際工科専門職大学(東京・大阪・名古屋)

まとめ

情報工学大学を選ぶ際は、偏差値だけでなく以下の4つの軸で総合的に判断することが重要です。

  • カリキュラム
  • 就職力
  • 学びの方向性
  • 立地

国公立・私立それぞれに傾向があるため、しっかり比較検討することをおすすめします。

また、新たな選択肢として注目される「専門職大学」も視野に入れ、より自身に合った学校を選びましょう。

執筆者 HALのIT・デジタルコラム編集部
住所 HAL東京:東京都新宿区西新宿1-7-3 総合校舎コクーンタワー
HAL大阪:大阪市北区梅田3-3-1 HAL大阪 梅田総合校舎
HAL名古屋:名古屋市中村区名駅4-27-1 総合校舎スパイラルタワーズ
公式サイト HAL東京: https://www.hal.ac.jp/tokyo
HAL大阪: https://www.hal.ac.jp/osaka
HAL名古屋: https://www.hal.ac.jp/nagoya