この記事でわかること3点まとめ
- ITエンジニアは、ITインフラの設計・構築・運用を担う仕事
- 平均年収は752.6万円だが、年齢や経験年数、地域によって変わってくる
- ITエンジニアで年収1,000万円を達成することは可能だが、決して簡単ではない
ITエンジニアは、システム開発やネットワーク構築、セキュリティ対策など、情報システムの基盤を支える重要な仕事です。最先端の技術を駆使して活躍するITエンジニアの年収がどのくらいか気になる方も多いでしょう。
ここでは、ITエンジニアの平均年収を年齢や経験年数、地域ごとに詳しく紹介します。また、高収入を実現するためのポイントも解説しますので、これからITエンジニアを目指す方はぜひ参考にしてください。
なお、この記事でおすすめするITエンジニア専門学校は、下記リンクからご覧いただけます。
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ITエンジニアの平均年収

ITエンジニアは、システム開発やネットワーク設計、プログラミングなど、ITインフラの設計・構築・運用を担当する職種です。システムエンジニアを含むITエンジニアの平均年収は約752.6万円となっています。
近年はクラウドサービスの普及により、システム構築の手法が変化しています。経験を積むことでプロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどへのキャリアアップも可能です。成果主義が根付いている職場も多く、仕事の成果次第で収入アップが期待できる点も特徴です。
なお、ITエンジニアにはさまざまな職種があり、それぞれ収入は異なります。今回紹介するのは、それらをすべて含めた平均年収です。
参照:システムエンジニア(基盤システム)|職業情報提供サイトjob tag|厚生労働省
【年齢別】ITエンジニアの年収相場
ITエンジニアの年齢別の年収相場は、以下のとおりです。
年齢 | 年収相場 |
---|---|
~19歳 | 415.6万円 |
20~24歳 | 433.2万円 |
25~29歳 | 570.4万円 |
30~34歳 | 680.4万円 |
35~39歳 | 807.1万円 |
40~44歳 | 904.4万円 |
45~49歳 | 874.7万円 |
50~54歳 | 851.1万円 |
55~59歳 | 894.9万円 |
60~64歳 | 577.3万円 |
65~69歳 | 576.4万円 |
70歳~ | 301.7万円 |
統計では、40〜44歳の年収が最も高く、その後はほぼ横ばいとなり、60歳を過ぎると減少傾向にあります。年齢が上がるにつれて経験やスキルが磨かれ、それに伴い年収も上昇すると考えられます。
参照:システムエンジニア(基盤システム)|職業情報提供サイトjob tag|厚生労働省
【経験年数別】ITエンジニアの年収相場
経験年数別のITエンジニアの年収相場は、以下のとおりです。
経験年数 | 給与相場 |
---|---|
0年 | 463.2万円 |
1~4年 | 431.1万円 |
5~9年 | 513万円 |
10~14年 | 548.2万円 |
15年~ | 572.8万円 |
経験年数が増えるごとに月給も増加傾向にあり、キャリアを積むほど収入アップが期待できることがわかります。
参照:システムエンジニア(基盤システム)|職業情報提供サイトjob tag|厚生労働省
【地域別】ITエンジニアの年収相場
ITエンジニアの地域別における年収相場は、以下のとおりです。
地域 | 年収相場 |
---|---|
北海道 | 455.9万円 |
宮城 | 526.1万円 |
埼玉 | 705.5万円 |
千葉 | 898.9万円 |
東京 | 784.6万円 |
神奈川 | 1,005.5万円 |
新潟 | 699.3万円 |
静岡 | 664.7万円 |
愛知 | 828.7万円 |
京都 | 752.6万円 |
大阪 | 601.3万円 |
兵庫 | 699.8万円 |
岡山 | 674.5万円 |
広島 | 769.5万円 |
福岡 | 553.6万円 |
神奈川県(1,005.5万円)、千葉県(898.9万円)、愛知県(828.7万円)など、IT企業が集まる都市部で年収が高い傾向が見られます。地域による年収差も把握しておきましょう。
参照:システムエンジニア(基盤システム)|職業情報提供サイトjob tag|厚生労働省
ITエンジニアで年収1,000万円は達成できる?

ITエンジニアで年収1,000万円を達成することは可能ですが、簡単ではありません。
高度な専門スキルや豊富な実務経験に加え、マネジメント力やコミュニケーション能力などのソフトスキルも求められます。
管理職やハイレベルなポジション、あるいはフリーランスとして独立することが、収入アップの有効な手段といえるでしょう。
ITエンジニアの年収を上げる方法

ITエンジニアとして年収をアップさせるには、技術力の向上だけでなく戦略的なキャリア形成も重要です。自身のスキルや目標に合わせ、以下の方法を組み合わせて取り組むことが効果的です。
より専門スキルを高める
AI、クラウド、セキュリティなどの高度な専門スキルを習得することで、市場価値が高まり、高単価案件の獲得や上位ポジションへの道が開けます。
若いうちから継続的に取り組むことで、より早く年収アップが期待できます。
マネジメントスキルを磨く
プロジェクトリーダーやマネージャーとしてのマネジメント能力を身につけることも、年収アップにつながります。
チームの進行管理や調整力を高めることで、より高収入の役職にステップアップしやすくなります。
資格を取得する
国家資格やベンダー資格など、IT関連の資格を取得することでスキルの客観的証明ができ、昇給や転職時の交渉材料として有効です。
特に特定の知識や技術に特化した資格は、収入アップに直結しやすい傾向があります。
好待遇の企業に転職する
現在の職場での昇給に限界を感じる場合は、高待遇の企業への転職を検討しましょう。
外資系企業や成長企業は、即戦力となる優秀なITエンジニアを高給与で迎える傾向があり、大幅な年収アップが期待できます。
フリーランスとして独立する
実績とスキルが整えば、フリーランスとして独立し高単価案件を受注することも可能です。
安定した収入は保証されませんが、専門性を活かして差別化できれば大きな収入増が見込めます。
ITエンジニアの将来性について

IT業界は現在、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、クラウド、ビッグデータの活用、そしてDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などにより、急速な進化を遂げています。
これに伴い、企業は業務のデジタル化を進め、技術的な課題を解決できる人材を強く求めるようになっています。
経済産業省の調査では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。これは、ITエンジニアの需要がますます高まる一方で、供給が追いついていないことを示しています。
このような背景から、ITエンジニアは将来にわたって高い需要が見込まれる職種であり、スキルを磨けば長期的に安定したキャリアが築ける職業といえるでしょう。
参照:IT分野について|経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課
高収入のITエンジニアを目指すなら
ITエンジニアとして高収入を目指すためには、最新の技術トレンドに対応した高度な専門スキルを習得することが不可欠です。独学で学ぶことも可能ですが、効率的かつ実践的にスキルを身につけたい場合は、IT系の専門学校の活用がおすすめです。
専門学校では、現場に即したカリキュラムを通じて、プログラミングやネットワーク、セキュリティ、AIなど幅広い分野を体系的に学ぶことができます。また、企業と連携したインターンシップや、IT企業への就職をサポートする体制も整っており、卒業後すぐに即戦力として活躍できるレベルを目指せます。
以下の記事では、ITエンジニア専門学校の特徴や選び方を詳しく紹介しているため、進学を検討する際の参考にしてください。
IT専門学校とは?大学との違いや、学校の選び方について解説!
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まとめ
ITエンジニアの年収は、年齢や経験年数に応じて上昇し、都市部を中心に高水準で推移しています。特定の専門スキルを習得し、経験を積み、戦略的にキャリアアップを目指すことで、年収1,000万円以上も現実的に狙える職種です。
とはいえ、高収入を実現するには継続的な学習と努力が必要です。そのため、早い段階からITスキルを体系的に学べる環境を選ぶことが重要です。
実践的な学習と就職サポートのある専門学校を活用し、自分の強みを育てながら、将来性あるITエンジニアとしてのキャリアを築いていきましょう。
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