イラストレーターを目指して学べる場所には、専門学校や美術大学、民間スクールなどがあります。学校によって修業年限やカリキュラム、学べる技術、就職支援の内容が異なるため、知名度だけで決めるのはおすすめできません。目指す働き方や身につけたいスキルを明確にしたうえで、自分に合った学習環境を選ぶことが大切です。
この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、学校選びで確認したいポイントを解説します。
なお、本記事でおすすめするイラスト専門学校の詳細は、下記リンクからご覧いただけます。
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イラストレーターを目指せる学校①専門学校
専門学校は、職業に必要な知識や技術を実践的に学ぶ教育機関です。イラスト分野では、デッサンや色彩、構図、キャラクターデザインに加え、PhotoshopやIllustrator、CLIP STUDIO PAINTなどを使用したデジタル制作を学ぶ学校があります。
企業への就職を意識したカリキュラムが多く、作品制作だけでなく、広告やゲーム、出版、Web、アニメなど、イラストが使われる媒体について学べる点も特徴です。講師による作品添削や企業課題、ポートフォリオ指導を通して、採用担当者に自分の技術や作風を伝える力も磨けます。
専門学校のメリットは、イラストレーターやデザイナーとして働くための技術を集中的に学べることです。同じ業界を目指す仲間と制作に取り組めるほか、企業説明会や求人紹介、面接指導などの就職支援を受けられる学校もあります。
一方で、授業や課題の量が多く、授業外にも制作時間を確保しなければなりません。学費に加えて、パソコンやペンタブレット、画材、ソフトウェアなどの費用が必要になる場合もあるため、入学前に総額を確認しておきましょう。
また、イラスト系の専門学校は、2〜4年制の学科が一般的です。年数によって、学習のスピードや専門性の深め方が異なるため、それぞれの特徴を踏まえた上で選びましょう。
| 修業年限 | 特徴 | 加味すべきポイント |
|---|---|---|
| 2年制 | 基礎から就職準備までを短期間で学び、早期の就職やデビューを目指しやすい | 授業の進行が速く、自主制作の時間も必要 |
| 3年制 | 基礎と応用の両方に時間をかけ、得意分野や作風を伸ばしやすい | 2年制より学費や在学期間が増える |
| 4年制 | 専門技術に加え、企画やマーケティング、チーム制作などを深く学びやすい | 卒業までの費用と時間を長期的に考える必要がある |
どんな人におすすめ?
専門学校は、イラストレーターやグラフィックデザイナー、キャラクターデザイナーなど、目指す職業がある程度決まっている人におすすめです。基礎から実務レベルまで順序立てて学びたい人や、作品を企業へ見せる機会を増やしたい人にも向いています。
また、独学では何をどの順番で学べばよいか分からない人や、作品への客観的なアドバイスが欲しい人にも適した環境です。授業や課題へ主体的に取り組み、卒業まで継続して制作できる人であれば、専門学校の環境を生かしやすいでしょう。
イラストレーターを目指せる学校②美術大学

美術大学は、絵画や彫刻、工芸、映像、グラフィックデザインなど、美術・デザインに関する教育や研究をおこなう大学です。イラストレーションだけを独立して学ぶケースよりも、デザイン系の学科やコースの中で学ぶケースが多く見られます。
専門学校と比べて、表現技術だけでなく、美術史やデザイン史、色彩理論、造形論などの学術的な内容を学べることが特徴です。一般教養科目や研究活動を通して、作品の背景にある文化や社会、歴史についても理解を深められます。
美術大学のメリットは、特定の技法に限定されず、多様な表現に触れられる点です。絵画、写真、映像、立体表現、広告、Webなどを横断して学ぶことで、自分の作品に取り入れられる表現の幅が広がります。大学の卒業要件を満たせば、学士の学位を取得できることも専門学校との違いです。
一方で、美術大学では、学びたい分野に関係する授業を自分で選び、学外でも作品制作やポートフォリオ作成を進める必要があります。
また、入試では、学科試験に加えてデッサンや色彩構成などの実技試験が実施される場合があります。入学前から美術予備校や画塾で対策する人も多く、進学を検討する際は入試科目や過去の出題内容を早めに確認しておくことが大切です。
どんな人におすすめ?
美術大学は、イラストだけでなく、美術やデザイン全般を幅広く学びたい人におすすめです。自分の表現を研究しながら、時間をかけて独自の作風を確立したい人にも適しています。
イラストレーター以外に、アートディレクターやグラフィックデザイナー、映像クリエイター、教員など、幅広い進路を検討したい人にも向いています。実技試験に向けた準備ができ、4年間を通して専門分野と一般教養の両方を学びたい人は、美術大学を選択肢に入れるとよいでしょう。
イラストレーターを目指せる学校③スクール
イラストスクールは、民間企業や個人が運営する講座・教室です。デッサンやキャラクターデザイン、背景、着彩、漫画、デジタルソフトの操作など、特定の技術に絞って学べるところもあります。
専門学校や大学のように修業年限が決められているとは限らず、数か月の短期講座から、継続して受講する月謝制のスクールまで形式はさまざまです。通学のほか、動画教材やライブ授業、オンライン添削などを利用して、自宅で学べる講座も増えています。
スクールのメリットは、自分の目的や生活に合わせて学びやすいことです。夜間や土日、オンラインで受講できるスクールであれば、仕事や学校と両立しながら技術を身につけられます。必要な講座だけを受講することで、専門学校や美術大学より費用を抑えられる場合もあるでしょう。
ただし、学位や専門士などの称号を取得できるとは限らず、就職支援の内容もスクールによって差があります。決められた時間割が少ないスクールでは、自主的に練習時間を確保しなければ、思うように技術が伸びない懸念もあることを念頭に置いておきましょう。
どんな人におすすめ?
スクールは、働きながらイラストを学びたい社会人や、学校生活と両立したい学生におすすめです。すでに基礎的な画力があり、背景やデジタル着彩など、苦手な分野だけを重点的に学びたい人にも向いています。
趣味としてイラストを始め、将来的に副業やフリーランスを目指したい人にも選びやすい方法です。一方、企業への就職を目指す場合は、作品添削だけでなく、ポートフォリオ指導や求人紹介まで受けられるかを確認しておきましょう。
イラストレーターの学校を選ぶ際のポイント

学校ごとの特徴だけでなく、授業内容や設備、企業とのつながり、卒業後の支援まで比較することが重要です。特に、次のポイントを確認しましょう。
- 必須ソフトの実習機会
- 学習環境や設備の充実度
- 企業の連携プロジェクトの有無
- 就職率や就職サポート
- デビュー実績
- 立地や通いやすさ
必須ソフトの実習機会
現在のイラストやデザインの仕事では、デジタルソフトを使用する機会が多くあります。学校を選ぶ際は、PhotoshopやIllustrator、CLIP STUDIO PAINTなど、希望する業界で使われるソフトを実際に操作できるか確認しましょう。
単にソフトの基本操作を学ぶだけでなく、ラフ作成から仕上げ、画像補正、レイアウト、入稿データの作成まで、仕事の流れを想定した実習があることも重要です。
また、授業で使用するソフトの種類だけでなく、実習時間や課題数も確認しておきましょう。オープンキャンパスでは、学生作品を見ながら、どのソフトをどの学年で使用するのか質問すると具体的な学習内容を把握できます。
学習環境や設備の充実度
デジタルイラストを学ぶためには、パソコンやペンタブレット、液晶タブレットなどの設備が必要です。使用できる機材の台数や性能、授業外に利用できる自習スペースの有無を確認しましょう。
プリンターやスキャナー、撮影機材など、作品を印刷・展示するための設備もチェックしたいポイントです。機材が整っていても、利用できる時間が限られている場合があるため、放課後や休日の開放状況も確認する必要があります。
設備の新しさだけでなく、教員やスタッフへ操作方法を質問できるか、故障やトラブルが起きた際にサポートを受けられるかなども比較しましょう。
企業の連携プロジェクトの有無
企業と連携した授業では、実際の商品やサービスを想定した課題に取り組みます。依頼内容を読み取り、ターゲットや使用媒体、納期などの条件に沿って制作する経験は、実務への理解を深めるうえで役立ちます。
企業担当者から作品の講評を受けられるプロジェクトであれば、現場で求められる品質や考え方を知るきっかけになります。個人制作だけでなく、チームで企画や制作を進める経験を積めるかも確認しましょう。
学校を比較する際は、単に「企業連携あり」という表記を見るだけでなく、連携先の企業名、課題内容、学生が担当する範囲、過去の制作実績まで確認することが大切です。
就職率や就職サポート
就職率を確認する際は、数字の高さだけで判断しないことが重要です。卒業生全体に対する割合なのか、就職希望者のみを対象としているのかによって、数字の意味が変わります。
さらに、イラストやデザイン業界への就職者数、主な就職先、雇用形態なども確認しましょう。学校全体の就職率が高くても、自分が希望する職種への就職実績が少ないケースがあります。
就職サポートについては、求人紹介だけでなく、ポートフォリオの添削、履歴書作成、面接練習、企業説明会、インターンシップなどの内容も比較しましょう。卒業後も求人紹介やキャリア相談を受けられる学校であれば、長期的なキャリア形成にも役立ちます。
デビュー実績
フリーランスのイラストレーターや作家を目指す場合は、就職実績に加えて、デビュー実績も確認しましょう。コンテストの受賞者数や作品の商品化、出版社・制作会社からの仕事獲得などが判断材料になります。
実績を見る際は、学校全体の累計人数だけでなく、受賞したコンテスト名や受賞年度、学生が制作した作品など、具体的な情報が公開されているかを確認してください。
また、コンテストへの応募指導やSNSでの作品発信、著作権、契約、見積もりなど、フリーランスとして活動するための知識を学べるかも重要です。描く技術だけでなく、仕事を獲得し、継続する方法まで学べる学校が理想的でしょう。
立地や通いやすさ
イラストの学校では、授業以外にも課題制作や自主練習に多くの時間を使います。通学時間が長すぎると、制作に使える時間が減り、身体的な負担も大きくなりかねません。
自宅から学校までの所要時間や乗り換え回数、交通費を確認し、無理なく通い続けられるか検討しましょう。授業が夜まである学校では、最終授業後の帰宅時間や駅までの道のりも確認しておくと安心です。
地方から進学する場合は、学生寮や提携住宅、家賃相場なども含めて比較する必要があります。実際にオープンキャンパスへ参加し、通学経路や周辺環境を自分で確かめることをおすすめします。
イラストレーターを目指すなら『HAL』
本校HALのCG・デザイン・アニメ4年制学科では、基礎画力とデジタル制作技術を身につけたうえで、広告やWeb、パッケージなどの幅広い表現に取り組みます。企業連携や就職指導を通して、作品を仕事につなげる力を磨けることも特徴です。
また、本校の「CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザイン・イラストコースⅠ・Ⅱ」では、デッサンや色彩、レイアウトなどの基礎から、グラフィックデザインやイラストレーションの実践まで段階的に学びます。
専攻別の授業では、グラフィックデザインやイラストの専門性を高めながら、VI・ブランディング、広告、販売促進、マーケティングなども学習します。単に絵を描くだけでなく、誰に何を伝えるための作品なのかを考え、目的に応じた表現を提案できるクリエイターを目指せるカリキュラムです。
企業と連携する「産学直結ケーススタディ」では、実際の企業や団体から与えられた課題に取り組みます。企画立案から制作、プレゼンテーションまで経験することで、納期や条件に合わせて作品を完成させる実践力を養えます。
就職活動では、業界を理解した就職指導担当者やクラス担任から、ポートフォリオの構成や作品の見せ方、自己表現の方法などの指導を受けられます。グラフィックデザイナーやイラストレーターのほか、Webデザイナー、パッケージデザイナー、UIデザイナーなど、身につけた技術を生かせる進路も多彩です。
また、コースⅠは午前から、コースⅡは午後から授業が始まる時間割となっており、生活スタイルに合わせて選択できます。時間帯や年度による募集状況は変わる可能性があるため、最新の入学要項を確認してください。
なお、HALは国の基準を満たした正規の認可校(専修学校)のため、学割の適用や公的奨学金の利用、卒業時の称号付与など安心して学べる環境が整っています。
イラストやデザインを仕事にしたいと考えている人は、ぜひお気軽に資料請求やオープンキャンパスにお申し込みください。
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まとめ
イラストレーターを目指せる学校には、実務教育に強い専門学校、美術やデザインを幅広く学べる美術大学、柔軟に受講できるスクールがあります。それぞれの特徴を理解し、自分の目標や生活に合う進路を選ぶことが大切です。
学校を選ぶ際は、修業年限や学費だけでなく、使用するソフトや設備、企業連携、就職支援、デビュー実績まで確認しましょう。可能であれば複数の学校の資料を比較し、オープンキャンパスで授業や作品、学生の雰囲気を確かめることをおすすめします。
イラストレーターとして働くためには、画力に加えて、依頼の意図を読み取る力やデジタルツールの操作、納期を意識した制作力も必要です。自分が目指すイラストレーター像を明確にし、必要な能力を着実に身につけられる学校を選びましょう。
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース

3DCGクリエイター専攻
作画・企画・演出などアニメーション制作に関する全般的なスキルをマスター。さらにデジタル時代のアニメ制作現場を見据え、3DCGなど最新のデジタル技術を身につけます。
VFXアーティスト専攻
デッサンやクロッキーなども基礎から学び、アニメーション表現に必要な画力を身につけます。アニメ業界で導入が進む、パソコンやタブレットを使った、ペイントソフトやCGソフトでの描画スキルを修得。最新のデジタル技術を4年間の学校生活で徹底的に身につけます。
CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザイン・イラストコース

CGデザイナー専攻
グラフィックデザイン業界に必須のソフト、Illustrator・Photoshop、InDesignなどをマスターしながら、さらに新しい表現を生み出す発想法も学び、マスコミ・広告業界で活躍できるグラフィックデザイナーのスキルを身につけます。
イラストレーター専攻
Mayaによる3DCGなど、デジタルアニメ制作に求められる映像の制作ノウハウとAfter Effectsによる効果を学び、デジタル技術をベースにしたアニメーション制作のノウハウを身につけます。
CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース

アニメーター専攻
作画・企画・演出などアニメーション制作に関する全般的なスキルをマスター。さらにデジタル時代のアニメ制作現場を見据え、3DCGなど最新のデジタル技術を身につけます。
デジタル作画専攻
デッサンやクロッキーなども基礎から学び、アニメーション表現に必要な画力を身につけます。アニメ業界で導入が進む、パソコンやタブレットを使った、ペイントソフトやCGソフトでの描画スキルを修得。最新のデジタル技術を4年間の学校生活で徹底的に身につけます。
CG学科 2年制

CGデザイン専攻
グラフィックデザイン業界に必須のソフト、Illustrator・Photoshop、InDesignなどをマスターしながら、さらに新しい表現を生み出す発想法も学び、マスコミ・広告業界で活躍できるグラフィックデザイナーのスキルを身につけます。
CGアニメーション専攻
Mayaによる3DCGなど、デジタルアニメ制作に求められる映像の制作ノウハウとAfter Effectsによる効果を学び、デジタル技術をベースにしたアニメーション制作のノウハウを身につけます。
HALでは東京・大阪・名古屋にてイベント/オープンキャンパスを随時開催中。
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