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イラストの専門学校でおすすめは?失敗しない選び方7つと学費について解説

「イラストの専門学校でおすすめはどこだろう」と検索したものの、記事によって紹介されている学校がバラバラで、かえって迷ってしまった方も多いのではないでしょうか。

イラストを学べる専門学校は全国に100校以上あり、学べるジャンルもキャラクターイラストからグラフィックデザイン、CG・アニメーションまで幅広く分かれています。そのため「どの学校が有名か」だけで選んでしまうと、入学後に「学びたかった分野と違った」というミスマッチが起こりかねません。

大切なのは、学校名のランキングではなく「自分が目指す進路に合った学校を見分ける基準」を持つことです。

この記事では、イラストの専門学校選びで失敗しないための7つのチェックポイントを中心に、大学・スクール・独学との違い、学費相場と負担を抑える方法、目的別のおすすめの選び方までを整理しました。読み終えるころには、自分が見るべきポイントがはっきりしているはずです。

この記事で紹介するHALのイラスト関連学科は、下記からご覧いただけます。

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目次

イラストの専門学校でおすすめなのは「学びたい分野が学べて、業界とつながっている学校」

パソコンを見る男性

結論からお伝えすると、イラストの専門学校でおすすめなのは「自分が描きたいジャンルを学べる学科があり、かつ業界とのつながりが強い学校」です。

イラストの世界は、ゲームのキャラクターイラスト、書籍の装画、広告のビジュアル、アニメの作画など、求められるスキルが分野ごとに大きく異なります。どれだけ設備が新しくても、学びたい分野のカリキュラムがなければ意味がありません。

そのうえで、卒業後に仕事として続けられるかどうかを左右するのが「業界とのつながり」です。ここでは、学校選びの出発点となる考え方を整理します。

イラストの専門学校選びで外せない3つの判断軸

数ある比較項目のなかでも、最初に押さえるべきは次の3つです。この3つを満たしていれば、ほかの条件は優先度を下げて考えても大きな失敗にはつながりません。

  • ①学べる分野:自分が描きたいジャンルに対応した学科・コース・専攻があるか
  • ②設備と講師:プロの現場と同じ機材・ソフトを使い、現役のプロから指導を受けられるか
  • ③就職サポート:ポートフォリオ指導や企業とのつながりなど、卒業後を見据えた支援があるか

①は入学後の満足度を、②はスキルの伸び方を、③は卒業後の進路を左右します。逆にいえば、学校案内やオープンキャンパスでこの3点を確認できれば、学校選びの大部分は終わったといえます。

なお、イラストレーターという職業そのものに、必須の学歴や資格はありません。厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」でも、入職にあたって特に学歴や資格は必要とされないとされています。だからこそ、学校選びでは「肩書き」ではなく「何を学べて、どんな作品をつくれるようになるか」で判断することが重要です。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「イラストレーター」

タイプ別|自分に合うイラスト専門学校の早見表

目指す方向性によって、選ぶべき学校の特徴は変わります。まずは自分がどのタイプに近いかを確認してみてください。

目指す方向・重視する条件選ぶべき学校の特徴確認したいポイント
ゲーム・アニメのキャラクターイラストデジタルイラストとCGの両方を学べ、ゲーム・アニメ系の学科を併設している液晶タブレット・CGソフトの導入状況、他学科との合同制作の有無
広告・出版の商業イラストグラフィックデザインとイラストを横断して学べるIllustrator・Photoshop・InDesignのカリキュラム、広告業界との連携
CG・映像分野まで広げたい4年制で段階的に学べる学科がある3DCG・VFXまで扱えるか、制作環境の規模
社会人・大学生からの学び直し入学時期や年齢を問わず受け入れている入学相談の窓口、学費の分割・支援制度
学費をできるだけ抑えたい2年制のコースがある、奨学金や特待生制度が充実している総額の内訳、教材費が別途かかるか

タイプ別の詳しい選び方は、記事後半の「【目的別】イラストの専門学校でおすすめの選び方」で解説します。

そもそもイラストの専門学校とは?大学・スクール・独学との違い

タブレットで絵を描く人

イラストの専門学校とは、イラスト関連の仕事に就くために必要な知識と技術を、実技中心に学べる学校です。

イラストを学ぶ方法には、専門学校のほかに美術系の大学、民間のスクールや通信講座、独学という選択肢があります。それぞれ学習期間も費用も、卒業後の進路も異なります。

ここでは、専門学校の特徴を整理したうえで、ほかの選択肢との違いを比較します。

イラストの専門学校で学べる主な分野

イラストの専門学校のカリキュラムは、おおむね次の3つの領域で構成されています。

イラストレーションの基礎・応用

デッサン、クロッキー、色彩理論、アナログ画材の扱い方、デジタルイラストの制作手法など、表現の土台となるスキルを学びます。job tagでも、イラストレーターを目指すうえではデッサンをしっかり学んでおくと有利だとされています。独学では体系的に身につけにくい領域であり、専門学校で学ぶ価値がもっとも大きい部分です。

デザイン・DTP(印刷)関連

グラフィックデザインやレイアウト、タイポグラフィ、DTP、Webデザインなどを学びます。描いたイラストを広告や出版物として成立させるための知識であり、企業に就職して働くうえでは欠かせない領域です。

CG・アニメーション関連

2D・3DCG制作やアニメーション制作を扱う領域です。ゲーム・アニメ・映像業界では需要が高く、イラストに加えてCGスキルを持っていることが就職活動での強みになります。

実際、job tagでもイラストレーターの仕事について、描画ソフトや画像処理ソフトを使ったデジタルイラストが主流になりつつあり、3次元CGの技術も活用されるようになっていると説明されています。「絵が描けること」だけでなく、デジタルツールを使いこなせることが前提になりつつあるのが現在のイラスト業界です。

専門学校・大学・スクール・独学の違い

4つの選択肢を、学習期間・学費・学べる内容・サポート体制の観点で比較しました。

学習期間学費の目安学べる内容向いている人
専門学校2〜4年約200〜600万円実技中心。業界で使う技術を体系的に学べるイラスト関連の仕事に就くと決めている人
美術系大学4年約400〜700万円美術史や理論など教養も含めて幅広く学べる時間をかけて表現を深めたい人、他分野の進路も視野に入れたい人
スクール・通信講座数ヶ月〜1年1講座あたり約1〜30万円特定分野に絞って学べる働きながら学びたい人、特定スキルだけ補いたい人
独学定めなし数千円〜数万円書籍・動画教材で自分の興味に沿って学ぶ費用を抑えたい人、自己管理ができる人
※学費は一般的な相場の目安です。学校・講座によって異なります。

専門学校が向いている人・大学やスクールが向いている人

どの方法にも一長一短があり、「どれが優れているか」ではなく「どれが自分に合うか」で選ぶことが大切です。

専門学校が向いているのは、次のような方です。

  • イラストやデザイン関連の仕事に就くと決めている
  • 実技を通して短期間で実践的なスキルを身につけたい
  • 同じ目標を持つ仲間や、業界とのつながりがほしい
  • 就職活動のサポートを受けながら進路を決めたい

一方、大学が向いているのは「イラスト以外の進路も選択肢に残したい」「美術史や理論も含めて時間をかけて学びたい」という方です。スクールや通信講座は「働きながら特定のスキルだけを補いたい」という社会人に適しています。

なお、job tagによると、イラストレーターとして働く人の学歴は大卒が32.1%、専門学校卒が26.4%、高卒が18.9%と分かれており、特定の学歴が求められる職業ではないことが分かります。自分に合った学び方を選ぶことが、結果的にもっとも近道になります。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「イラストレーター」

イラスト専門学校はやばいって本当?やめとけと言われる理由や独学、大学との違いを徹底解説!

後悔しないイラストの専門学校の選び方7つのチェックポイント

スマホを見る男性

ここからは、実際に学校を比較するときのチェックポイントを7つに整理して解説します。

いずれも学校のパンフレットや公式サイト、オープンキャンパスで確認できる項目です。気になる学校をいくつかピックアップしたうえで、この7項目で並べて比べてみてください。

①描きたいジャンルが学べる学科・コースがあるか

もっとも重要なのが、自分が描きたいジャンルに対応した学科・コース・専攻があるかどうかです。

ひとくちにイラストといっても、ゲームのキャラクターデザイン、書籍の装画、広告のビジュアル、アニメの作画では、求められる技術も制作フローも異なります。「イラスト学科」という名称でも、実際のカリキュラムがデザイン寄りなのかCG寄りなのかは学校によってさまざまです。

確認する際は、学科名だけで判断せず、次の点まで踏み込んで見ることをおすすめします。

  • カリキュラム表に、自分が学びたい科目が実際に含まれているか
  • 専攻やコースが何年次から分かれるのか
  • 学生作品として公開されている作品のジャンルやテイスト

特に学生作品は、その学校で何が学べるかをもっとも正直に表しています。公式サイトやSNSで作品を確認しておきましょう。

②プロと同じ設備・ソフトで制作できる環境か

現在のイラスト制作は、デジタルが主流です。そのため、在学中にプロの現場と同じ環境で制作できるかどうかが、卒業後の即戦力性を大きく左右します。

チェックしたい具体的な項目は次のとおりです。

  • 液晶タブレット(液タブ)が、学生数に対して十分な台数そろっているか
  • CLIP STUDIO PAINT、Photoshop、Illustrator、InDesignなど業界標準ソフトが導入されているか
  • 3DCGを扱う場合、Mayaなどのソフトに対応できるスペックのPCがあるか
  • 授業時間外に制作室を使えるか、貸出制度があるか

特に見落としがちなのが、最後の「授業時間外に使えるか」という点です。イラストのスキルは授業だけで伸びるものではなく、自主制作の時間をどれだけ確保できるかが重要になります。オープンキャンパスでは、開放時間や利用ルールまで質問してみてください。

③現役プロの講師から直接指導を受けられるか

講師が現役のプロかどうかは、学べる内容の鮮度に直結します。

イラスト業界は、使われるツールも求められる表現も短いサイクルで変化します。現場で活動している講師がいる学校では、最新のトレンドや実際の仕事の進め方まで学ぶことができます。

確認したいのは、次のような点です。

  • 担任や講師陣の経歴が公開されているか
  • 第一線で活躍するクリエイターによる特別講義やゼミがあるか
  • 作品の添削や講評が、どのくらいの頻度で行われるか

技術そのものは独学でも学べますが、「なぜこの表現が仕事として成立するのか」という視点は、現場を知る人からしか得られません。添削・講評の回数が多い学校ほど、実力は伸びやすくなります。

④企業との産学連携・業界とのつながりがあるか

在学中に実際の仕事に近い経験を積めるかどうかも、重要な判断材料です。

企業と連携した制作プロジェクトやインターンシップがある学校では、クライアントの要望をくみ取り、期限内に仕上げるという実務の流れを学生のうちに体験できます。これは、ポートフォリオに載せられる実績にもなります。

次の点を確認してみてください。

  • 企業や自治体と連携した制作プロジェクトの実施例があるか
  • 学内で企業説明会や作品講評会が行われているか
  • インターンシップの受け入れ先が公開されているか

job tagによると、イラストレーターの仕事の96.8%が「依頼者と打ち合わせをしてイラストの図案や描写のテーマを考える」ことを含んでいます。技術だけでなく、依頼を受けて形にする経験を積めるかどうかが、就職後の差になります。

⑤就職・デビューのサポート体制が具体的に公開されているか

イラスト業界を目指すうえで、就職サポートの手厚さは学校選びの大きな比較軸になります。

確認したいのは「サポートがある」という表現ではなく、その中身です。

  • ポートフォリオ(作品集)の制作指導が、カリキュラムに組み込まれているか
  • 面接対策や書類添削を、いつから受けられるか
  • 進路指導の担当者がつくのか、担任が対応するのか
  • 卒業後もサポートを受けられる制度があるか

イラスト業界の採用では、学歴よりも作品の完成度が重視される傾向があります。そのため、ポートフォリオをどこまで指導してもらえるかは、実質的にもっとも重要な就職サポートだといえます。

⑥修業年限(2年制・4年制)が目標に合っているか

イラストの専門学校は2年制が一般的ですが、4年制の学科を設けている学校もあります。

それぞれの特徴は次のとおりです。

  • 2年制:短期集中で実践的なスキルを習得できる。学費を抑えやすい
  • 4年制:基礎から段階的に学べ、複数分野を横断できる。作品を練り上げる時間を確保しやすい

「早く現場に出たい」「学費を抑えたい」という方には2年制が向いています。一方、「イラストに加えてCGやデザインも身につけたい」「じっくり作品をつくり込みたい」という方には4年制が適しています。

なお、4年制の専門課程を修了すると「高度専門士」の称号が付与される学校もあり、この場合は大学院への進学資格も得られます。将来の選択肢を広く持ちたい方は、称号の有無も確認しておくとよいでしょう。

⑦通学のしやすさと校風が自分に合っているか

意外と見落とされがちですが、通学時間と校風は在学中の充実度を大きく左右します。

イラストの学習は、自主制作の時間をどれだけ確保できるかが鍵になります。通学に片道1時間半かかる学校と、30分で通える学校とでは、1年間で使える制作時間に大きな差が出ます。

また、校風や学生の雰囲気は、公式サイトだけでは分かりません。次の点を、オープンキャンパスで確かめておきましょう。

  • 学生同士が作品を見せ合う雰囲気があるか
  • 講師と学生の距離感
  • 授業の進め方や課題の量
  • 最寄り駅からの所要時間、通学ルート

学校選びは、2〜4年間を過ごす環境選びでもあります。数字で比較できない部分こそ、実際に足を運んで確かめる価値があります。

イラストの専門学校の学費相場と費用負担を抑える方法

メモをとる人の手元

学校選びで避けて通れないのが学費です。

イラストの専門学校の学費は、修業年限や昼間部・夜間部の別によって大きく変わります。また、授業料以外に教材費や画材費がかかる場合もあるため、「初年度納入金」だけで判断すると実際の負担額とずれてしまうことがあります。

ここでは、相場の目安と、負担を軽くするために使える制度を整理します。

2年制・4年制・美術系大学の学費相場

一般的な学費の目安は次のとおりです。

区分入学金の目安年間の学費の目安総額の目安
専門学校(2年制)約12〜20万円約100〜120万円約200〜250万円
専門学校(4年制)約12〜20万円約100〜120万円約400〜600万円
専門学校(夜間部)約10〜15万円約50〜60万円約120〜150万円
私立の美術系大学約20〜30万円約150〜200万円約600〜800万円
国公立の美術系大学約28〜35万円約90万円〜約360万円〜
※いずれも一般的な相場の目安であり、学校によって異なります。正確な金額は各校の募集要項でご確認ください。

表を見て分かるとおり、同じ4年間で比較すると、専門学校のほうが私立の美術系大学より学費を抑えられるケースが多くなっています。一方、国公立の美術系大学は学費面では有利ですが、実技試験を含む入学試験の対策が必要になります。

学費以外にかかる費用も確認しておく

学費のほかに、次のような費用が発生する場合があります。

  • 教材費・画材費(年間数万円程度)
  • 自宅用のパソコン・液晶タブレット(10〜25万円程度)
  • 作品制作にかかる印刷費やポートフォリオ制作費
  • 一人暮らしをする場合の住居費

特にパソコンや液晶タブレットは、学校によって「学校の設備を使えば十分」という場合と「自宅用に各自で用意する」という場合があります。入学前の説明会で、必ず確認しておきましょう。

奨学金・特待生制度・教育訓練給付金などの支援制度

学費の負担を軽くする方法として、次のような制度があります。

日本学生支援機構の奨学金

返済不要の給付奨学金と、卒業後に返済する貸与奨学金があります。専門学校も対象となっており、給付奨学金は授業料等の減免とあわせて利用できる場合があります。世帯収入などの要件があるため、早めに条件を確認しておきましょう。

参考:日本学生支援機構「給付奨学金(返済不要)」

参考:日本学生支援機構「貸与奨学金(返済必要)」

学校独自の特待生制度・学費免除制度

多くの専門学校では、入学試験や作品審査の結果に応じて学費の一部を免除する特待生制度を設けています。出願時期によって選考の回数が限られることもあるため、志望校が決まったら早めに募集要項を確認しておくのがおすすめです。

教育訓練給付金(社会人の方向け)

一定の要件を満たす社会人が厚生労働大臣の指定する講座を受講した場合に、受講費用の一部が支給される制度です。指定講座かどうかは学科ごとに異なるため、厚生労働省の検索システムか、志望校の入学相談窓口で確認してください。

参考:厚生労働省「教育訓練給付制度」

なお、HALは国の基準を満たした正規の認可校(専修学校)のため、学割の適用や公的奨学金の利用、卒業時の称号付与など安心して学べる環境が整っています。

「学校案内パンフレット」「学費、住まいのサポートBOOK」「保護者向け冊子」「入学要項」「エントリー/出願書類一式」が入った資料を無料で送付しています。気になる方は下記をご覧くださいませ。

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【目的別】イラストの専門学校でおすすめの選び方

ペンを持つ女性

ここまでのチェックポイントを踏まえて、目指す進路ごとに「どんな学校を選ぶべきか」を具体的に整理します。

同じ「イラストの専門学校」でも、目的が違えば見るべきポイントは変わります。自分に近いケースから読んでみてください。

ゲーム・アニメのキャラクターイラストを目指すなら

ゲームやアニメのキャラクターを描く仕事を目指すなら、イラストとCGの両方を学べる学校を選びましょう。

現在のゲーム・アニメ制作では、2Dのイラストと3DCGが密接に関わっています。キャラクターデザインを担当する場合でも、3Dモデルに起こされることを前提とした設計が求められる場面が増えています。

選ぶ際に重視したいのは次の点です。

  • CGやアニメーションを扱う学科が併設されており、横断的に学べるか
  • ゲーム制作やアニメ制作の学科と合同で作品づくりをする機会があるか
  • 液晶タブレットやCGソフトが、実務水準で導入されているか

特に「他学科と合同で制作する機会があるか」は重要です。実際の制作現場はチームで動くため、プログラマーやサウンドの学生と組んで一つの作品をつくる経験は、そのまま就職後の働き方の予行演習になります。

広告・出版などの商業イラスト/グラフィックを目指すなら

書籍の装画や広告のビジュアルなど、商業分野のイラストを目指すなら、グラフィックデザインを体系的に学べる学校が適しています。

この分野では、イラストそのものの完成度に加えて、レイアウトや文字組み、印刷を前提とした色設計といった知識が求められます。イラストだけを学ぶのではなく、デザインの文脈のなかでイラストを扱えるようになることが強みになります。

確認したいポイントは次のとおりです。

  • Illustrator・Photoshop・InDesignを実践的に扱うカリキュラムがあるか
  • DTPや印刷の知識を学べるか
  • 広告・出版業界の講師やゼミがあるか

広告や出版の現場では、イラストレーターとグラフィックデザイナー、アートディレクターが協働して一つの制作物をつくります。関連職種の仕事内容まで理解しておくことが、就職の幅を広げます。

社会人・大学生からキャリアチェンジするなら

社会人や大学生からイラスト業界を目指す場合は、学び直しの受け入れ体制が整っている学校を選びましょう。

確認したいのは次の点です。

  • 社会人・大学既卒者の入学実績があるか
  • 授業時間帯を選べる制度や、夜間部があるか
  • 学費の分割納入や教育訓練給付金に対応しているか
  • 初心者向けの基礎カリキュラムから始められるか

学校によっては、午前から始まる時間帯と午後から始まる時間帯を選べるなど、生活スタイルに合わせて学べる仕組みを用意しています。アルバイトや個人の制作活動と両立したい方は、こうした制度の有無を確認しておくとよいでしょう。

また、イラストレーターは自営・フリーランスとして働く人が多い職業です。job tagによると、この職業で一般的な就業形態として「自営、フリーランス」を挙げた人は88.7%にのぼります。会社員として就職する道だけでなく、独立を視野に入れた学び方を考えておくことも大切です。

学費をできるだけ抑えたいなら

学費の負担を抑えたい場合は、2年制のコースや夜間部を選択肢に入れましょう。

2年制であれば総額は約200〜250万円が目安となり、4年制と比べて半分程度に抑えられます。夜間部であれば、さらに費用を抑えながら昼間に働くことも可能です。

あわせて、次の点も確認しておきましょう。

  • 特待生制度や学費免除制度の選考が何回あるか
  • 日本学生支援機構の給付奨学金の対象校になっているか
  • 教材費・画材費が学費に含まれているか、別途必要か

ただし、学費の安さだけで選ぶと、設備やサポート体制が不足してしまう可能性もあります。「総額」と「受けられる内容」をセットで比較することが大切です。

イラスト専門学校の学費の内訳を紹介!大学との比較や費用の抑え方

イラスト専門学校の選び方や地域別おすすめの専門学校|大学・スクールとの違い

イラストの専門学校でおすすめはHAL|選ばれる5つの理由

ここまで紹介した7つのチェックポイントを満たす学校の一つが、東京・大阪・名古屋に校舎を構えるHALです。

HALは、ゲーム・CG映像・グラフィック・アニメ・イラストから、ミュージック、カーデザイン、IT・WEB・AIまでを網羅する総合校です。文部科学省「職業実践専門課程」の認定校でもあり、企業と連携した実践的な教育体制を整えています。

ここでは、イラストを学ぶ場としてHALが選ばれている理由を5つに整理して紹介します。

①業界第一線のプロによる「スペシャルゼミ」と業界直結のカリキュラム

HALでは、デザイン経験が豊富な業界出身の担任教官に加えて、広告・デザイン・イラスト業界の第一線で活躍するプロによる「スペシャルゼミ」を実施しています。

世界中のデザイナーが使用するグラフィックソフトメーカーであるアドビシステムズや、ライトノベル業界で大きなシェアを持つKADOKAWAをはじめ、グラフィックデザイン・イラスト・CG・WEB業界のプロから直接指導を受けられる点が特徴です。

前述のチェックポイント③「現役プロの講師から直接指導を受けられるか」に対応する取り組みであり、教科書だけでは学べない現場の考え方や、いま求められている表現を知る機会になります。

②4年制・2年制から選べる学科・コース構成

HALには、イラストを学べる学科・コースが複数用意されています。

じっくり学びたい方は4年制、短期集中で実践力を身につけたい方は2年制と、目標や状況に合わせて選べる構成になっています。チェックポイント①「描きたいジャンルが学べるか」と⑥「修業年限が目標に合っているか」の両方に対応できる点が強みです。

また、授業時間帯を午前から始まるコースIと午後から始まるコースIIから選べるため、アルバイトや個人の制作活動と両立しながら学ぶこともできます。

③在学中から実務に挑戦できる産学連携プロジェクト

HALでは、企業や自治体と連携した制作プロジェクトに、在学中から参加する機会があります。

たとえば2024年度には、愛知県警察とHAL名古屋による官学連携のアニメーション制作プロジェクトが実施されました。CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコースとミュージック学科の学生がチームを組み、警察官の仕事のやりがいと魅力を伝えるアニメーション作品を制作しています。

実際のクライアントの要望を受けて作品をつくる経験は、チェックポイント④「企業との産学連携があるか」に直結する要素です。完成した作品はポートフォリオに掲載できる実績にもなります。

④「完全就職保証制度」と「国家資格 合格保証制度」

HALには、学生が安心して学べるよう「完全就職保証制度」と「国家資格 合格保証制度」という2つの保証制度が設けられています。

また、HALは国の基準を満たした正規の認可校(専修学校)であるため、学割の適用や公的奨学金の利用、卒業時の称号付与といった制度も利用できます。

制度の適用条件や詳細は各校の公式サイトに掲載されていますので、出願前に必ず確認してください。

※制度の詳細・適用条件については、最新の募集要項をご確認ください。

⑤東京・大阪・名古屋の駅前立地とプロ仕様の制作環境

HALは、東京・大阪・名古屋のいずれも主要駅の近くに校舎を構えています。

  • HAL東京:東京都新宿区西新宿1-7-3 総合校舎コクーンタワー
  • HAL大阪:大阪市北区梅田3-3-1 HAL大阪 梅田総合校舎
  • HAL名古屋:名古屋市中村区名駅4-27-1 総合校舎スパイラルタワーズ

通学時間を抑えられる分、自主制作や作品づくりに時間を回しやすくなります。チェックポイント⑦「通学のしやすさ」を満たす立地です。

設備面では、CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザイン・イラストコースに、大画面・高解像度の液晶タブレットであるWacom Cintiq Pro 27を東京・大阪・名古屋の各校へ導入しています。CLIP STUDIO PAINTなどのソフトを使い、プロと同じ環境で制作に取り組める点は、チェックポイント②に対応する大きな強みです。

さらに、卒業後には世界的なクリエイターを輩出しているHALパリ校〈クレアポール〉への留学という選択肢もあり、活躍の場を海外へ広げることもできます。

HALでイラストを学べる学科・コース

HALでイラスト関連の分野を学べる学科・コースは次のとおりです。

イラストレーターとして働くためには、画力に加えて、依頼の意図を読み取る力やデジタルツールの操作、納期を意識した制作力も必要です。自分が目指すイラストレーター像を明確にし、必要な能力を着実に身につけられる学校を選びましょう。

CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース

CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース
3DCGクリエイター専攻

作画・企画・演出などアニメーション制作に関する全般的なスキルをマスター。さらにデジタル時代のアニメ制作現場を見据え、3DCGなど最新のデジタル技術を身につけます。

VFXアーティスト専攻

デッサンやクロッキーなども基礎から学び、アニメーション表現に必要な画力を身につけます。アニメ業界で導入が進む、パソコンやタブレットを使った、ペイントソフトやCGソフトでの描画スキルを修得。最新のデジタル技術を4年間の学校生活で徹底的に身につけます。

CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザイン・イラストコース

CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザイン・イラストコース
CGデザイナー専攻

グラフィックデザイン業界に必須のソフト、Illustrator・Photoshop、InDesignなどをマスターしながら、さらに新しい表現を生み出す発想法も学び、マスコミ・広告業界で活躍できるグラフィックデザイナーのスキルを身につけます。

イラストレーター専攻

Mayaによる3DCGなど、デジタルアニメ制作に求められる映像の制作ノウハウとAfter Effectsによる効果を学び、デジタル技術をベースにしたアニメーション制作のノウハウを身につけます。

CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース

CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース
アニメーター専攻

作画・企画・演出などアニメーション制作に関する全般的なスキルをマスター。さらにデジタル時代のアニメ制作現場を見据え、3DCGなど最新のデジタル技術を身につけます。

デジタル作画専攻

デッサンやクロッキーなども基礎から学び、アニメーション表現に必要な画力を身につけます。アニメ業界で導入が進む、パソコンやタブレットを使った、ペイントソフトやCGソフトでの描画スキルを修得。最新のデジタル技術を4年間の学校生活で徹底的に身につけます。

CG学科 2年制

CG学科 2年制
CGデザイン専攻

グラフィックデザイン業界に必須のソフト、Illustrator・Photoshop、InDesignなどをマスターしながら、さらに新しい表現を生み出す発想法も学び、マスコミ・広告業界で活躍できるグラフィックデザイナーのスキルを身につけます。

CGアニメーション専攻

Mayaによる3DCGなど、デジタルアニメ制作に求められる映像の制作ノウハウとAfter Effectsによる効果を学び、デジタル技術をベースにしたアニメーション制作のノウハウを身につけます。

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イラストの専門学校に関するよくある質問

最後に、イラストの専門学校についてよく寄せられる質問にお答えします。

絵に自信がない初心者でも入学できますか?

入学できます。多くの専門学校では、入学時点での画力よりも学ぶ意欲や姿勢を重視しており、初心者向けの基礎カリキュラムが用意されています。

デッサンや色彩の基礎から段階的に学べるため、本格的にイラストを描いた経験がなくてもスタートできます。ただし、入学後は授業以外にも自主的な練習時間が必要になるため、継続して取り組む姿勢は欠かせません。

2年制と4年制はどちらを選ぶべきですか?

目標によって異なります。早く現場に出たい方や学費を抑えたい方には2年制が、複数分野を横断して学びたい方や作品をじっくり練り上げたい方には4年制が向いています。

4年制の専門課程を修了すると「高度専門士」の称号が付与される場合があり、大学院への進学資格も得られます。将来の選択肢を広く持ちたい方は、4年制も検討してみてください。

パソコンや液晶タブレットは自分で用意する必要がありますか?

学校によって異なります。授業では学校のパソコンや液晶タブレットを使用し、自宅での自主制作用として個人での用意を推奨している学校が多い傾向です。

自宅用に用意する場合、パソコンと液晶タブレットを合わせて10〜25万円程度が目安となります。入学前の説明会や資料で、必要な機材と推奨スペックを確認しておきましょう。

社会人や大学生から入学することはできますか?

可能です。授業時間帯を選べる制度や夜間部を活用すれば、仕事やアルバイトと両立しながら学ぶこともできます。

社会人の方は、厚生労働大臣が指定する講座であれば教育訓練給付金を利用できる場合があります。対象となるかどうかは学科ごとに異なるため、志望校の入学相談窓口で確認してください。

専門学校卒だと就職で不利になりませんか?

イラスト業界では、学歴よりも作品の完成度が重視される傾向があります。

実際、厚生労働省のjob tagによると、イラストレーターとして働く人の学歴は大卒32.1%、専門学校卒26.4%、高卒18.9%と分かれており、特定の学歴が条件になっているわけではありません。

大切なのは、選考で提出するポートフォリオの質です。ポートフォリオ制作の指導が充実している学校を選ぶことが、結果として就職活動の強みにつながります。

イラストレーターの平均年収はどのくらいですか?

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、イラストレーターが属する職業分類の平均年収は492.2万円、平均年齢は39.8歳です(令和7年賃金構造基本統計調査より)。

ただし、この職業は自営・フリーランスとして働く人が88.7%を占めており、経験や実績、案件単価によって収入の幅が大きい点には注意が必要です。会社員として働く場合とフリーランスとして活動する場合でも、収入の考え方は異なります。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「イラストレーター」

イラストの専門学校でおすすめは業界とつながって学べる学校

専門学生のイメージ

イラストの専門学校でおすすめなのは、学校名の知名度ではなく「自分が描きたいジャンルを学べて、業界とのつながりがある学校」です。

比較するときは、①学べる分野、②設備と講師、③就職サポートの3軸を軸に、修業年限や学費、通学のしやすさまで含めて総合的に判断しましょう。学費は2年制で約200〜250万円、4年制で約400〜600万円が目安ですが、奨学金や特待生制度を活用すれば負担を抑えることも可能です。

イラストの世界は、学歴や資格ではなく作品で評価される世界です。だからこそ、在学中にどれだけ実践的な経験を積み、質の高いポートフォリオをつくれるかが進路を左右します。現役プロから学べて、企業と連携した制作に挑戦できる環境を選ぶことが、遠回りのようで一番の近道です。

学校選びで次にやるべき3ステップ

気になる学校が見つかったら、次の3つのステップで比較を進めてみてください。

ステップ1:資料請求で学科・学費・サポート制度を比較する

公式サイトだけでは分からないカリキュラムの詳細や学費の内訳は、資料で確認するのが確実です。複数校の資料を取り寄せて並べて比べると、それぞれの特徴が見えてきます。

ステップ2:オープンキャンパス/体験入学で設備と雰囲気を確かめる

設備の充実度、講師の雰囲気、学生作品のレベル、授業の進め方は、実際に足を運んでこそ分かる部分です。願書提出までの期間を考えると、高校2年生のうちに参加しておくと余裕を持って判断できます。

ステップ3:作品(ポートフォリオ)づくりを早めに始める

特待生選考や入学後の課題にも作品が関わってきます。完成度にこだわりすぎず、まずは描き続けて枚数を重ねることから始めてみましょう。

HALでは東京・大阪・名古屋にてイベント/オープンキャンパスを随時開催中。
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>東京のイベント/オープンキャンパスの情報を見る

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また、「学校案内パンフレット」「学費、住まいのサポートBOOK」「保護者向け冊子」「入学要項」「エントリー/出願書類一式」が入った資料を無料で送付しています。気になる方は下記をご覧くださいませ。

>資料請求ページを見る

執筆者 HALのIT・デジタルコラム編集部
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公式サイト HAL東京: https://www.hal.ac.jp/tokyo
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