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Unityとは?初心者向けにゲーム開発の基礎からできることまで解説

この記事でわかること3点まとめ

  • Unityは、ゲーム制作をメインに使用されている「ゲームエンジン」
  • Unityは無料、マルチプラットフォーム対応などの特徴がある
  • Unityの学習方法は独学または専門学校かスクールで学ぶのが一般的

ゲーム開発を学びたい人であれば、「Unity(ユニティ)」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。Unityとは、世界的に利用されているゲームエンジンで、2D・3Dゲームをはじめ、VRやARなど幅広いコンテンツ制作に活用されています。

この記事では、Unityの基礎知識からできること、代表的なゲーム事例、そして学習方法までをわかりやすく解説します。Unityを使ってゲーム開発の第一歩を踏み出したい方は、ぜひ参考にしてください。

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Unityとは?

ゲーム会社の人

Unityとは、ゲーム制作をメインに使用されている「ゲームエンジン」です。Unityを理解するためには、まず「ゲームエンジン」という仕組みから知っておきましょう。

そもそもゲームエンジンとは?

ゲームエンジンとは、ゲーム開発に必要なツールや機能をひとつにまとめたソフトウェアです。例えるなら、ゲームを作るための「作業場」や「道具箱」のような存在で、キャラクターの動きや物理演算、描画処理など、ゲームらしい振る舞いを効率的に実現できる特徴を持っています。

そのため、開発者は土台づくりに時間を取られることなく、ゲームの企画や表現といった、よりクリエイティブな部分に集中することが可能です。代表的なゲームエンジンのひとつがUnityであり、エディタや拡張機能、マルチプラットフォーム対応など、開発に必要となるさまざまな機能を網羅しています。

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Unityの特徴

Unityには、初心者からプロの開発者まで幅広く支持される理由があります。ここでは、特に代表的な3つの特徴を紹介します。

無料で始められる

Unityには個人や小規模開発者向けの無料プランが用意されており、気軽に導入が可能です。

初期投資なしで学習を始められるため、初心者がゲーム開発の第一歩を踏み出しやすい環境が整っています。

マルチプラットフォーム対応

Unityの大きな強みは、以下のようなさまざまなプラットフォームに対応していることです。

  • パソコン(Windows/Mac/Linux)
  • スマートフォン(iOS/Android)
  • 家庭用ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStation、Xbox)

さらにはVR/ARデバイスやWebブラウザまで幅広くサポートしています。特にモバイルゲーム市場では、世界の半数以上のタイトルがUnityで開発されたといわれています。

豊富なアセットストア

Unityには「アセットストア」と呼ばれる公式マーケットがあります。アセットストアでは、3Dモデルやキャラクター素材、BGM、エフェクト、スクリプトなど、多彩な開発素材の購入・ダウンロードが可能です。

無料で利用できるものも多く、初心者が開発のハードルを下げるための強力なサポートとなっています。Unity Editor上から直接アクセスできる点も利便性の高さにつながっています。

Unityでできること

ゲームのコントローラーとパソコン

Unityはゲーム制作に限らず、多様な分野で活用されています。ここでは、代表的な活用事例を紹介します。

2D/3Dゲーム開発

Unityの最も一般的な用途は、2Dや3Dゲームの開発です。シンプルなパズルゲームから複雑なRPG、シューティングゲームまで幅広く対応できます。

複雑な3Dグラフィックとシンプルな2D描画の両方をサポートしているため、多様なジャンルのゲームを開発し、マルチプラットフォームで展開できます。

VR/ARコンテンツ制作

Unityは、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のコンテンツ制作にも広く活用されています。

専用デバイスに対応する拡張機能が整備されており、ゲームだけでなく教育・医療といった分野でも新しい体験を提供できるのが強みです。

建築・自動車分野での活用

業務効率化を実現するためにも、Unityは利用されています。例えば、建築分野では、施工前に3D空間で内装シミュレーションを行い、設計の確認や修正を行えます。

自動車分野ではドライビングシミュレーターとして活用され、安全な環境で繰り返しテストできるのがメリットです。

アニメーション・映像制作

Unityは、映像表現の分野でも存在感を高めています。複雑な動きの処理といった、従来の映画やアニメ制作では難しかった表現をUnityは可能にしました。

リアルタイムでカメラワークや演出を試行錯誤できるため、制作の効率化と新しい表現手法の開拓につながっています。

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Unityで作られた代表的なゲームの例

ゲームをする人

Unityで開発された有名なゲームタイトルを見れば、その実力がよくわかります。

Among Us

宇宙船を舞台にした人狼系ゲーム『Among Us』は、シンプルな2Dグラフィックながら世界中で大ヒットしました。

最大10人でのオンライン対戦が可能で、推理と駆け引きを楽しめる点が特徴です。

ポケモンGO

位置情報とAR技術を組み合わせた革新的なスマートフォンゲーム『ポケモンGO』も、Unityで開発されています。

現実世界を歩き回りながらポケモンを捕まえるという新しい遊び方を提供し、リリース直後から社会現象となりました。

どうぶつの森 ポケットキャンプ

任天堂の人気シリーズをスマートフォン向けに最適化した『どうぶつの森 ポケットキャンプ』もUnity製です。

キャンプ場を舞台にした自由度の高いカスタマイズや、のんびりとした世界観をモバイルで実現し、多くのユーザーに支持されています。

Unityの学習方法

勉強中の学生

Unityを学ぶ方法と、そのメリットや注意点を紹介します。

独学で学ぶ

Unity公式のチュートリアルやYouTube動画、書籍などを活用すれば費用を抑えて独学で学習できます。

自分のペースで学べますが、計画を立てて継続しなければ挫折しやすいため、モチベーション管理が課題です。

専門学校・スクールで学ぶ

専門学校やスクールは、独学と比べて費用負担が大きくなりますが、体系的に効率よく学習できるうえに現役のプロから指導を受けられる魅力があります。

さらに、就職サポートが整っているため、卒業後にゲーム業界へ進む道も開けやすくなります。

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Unityの学習で挫折しないためのポイント

スマホを見る女性

Unityは機能が豊富なため、学習の途中で挫折してしまう人も少なくありません。学習を継続するためには、以下のポイントを意識しましょう。

小さな目標を立てる

大きなゲームを一気に作ろうとせず、まずは簡単な機能の実装など、達成感を得やすい小さな目標を立ててクリアしていくことが大切です。

基礎を固めてから応用へ

基礎を飛ばして複雑な機能に挑戦すると、理解が追いつかず挫折につながりやすくなります。まずはチュートリアルなどを活用して基礎をしっかりと固め、その後に小規模なゲーム制作に挑戦するのがおすすめです。

コミュニティを活用する

独学でわからないことがあったとき、一人で悩んでしまうとモチベーションが下がってしまいます。オンラインコミュニティなどに参加し、仲間と交流したり、質問したりすることで、学習を続ける大きな支えになります。

まとめ

Unityとは、無料で始められ、マルチプラットフォーム対応や豊富な開発素材の提供といった強みを持つゲームエンジンです。

ゲーム開発に限らず、VR/ARや建築、自動車、映像など多様な分野で活用されています。代表的なゲームタイトルにも多数採用されており、今後も可能性が広がる技術といえるでしょう。

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