学生作品
2025.3.31
就職プレゼンテーション作品:AIシステム開発分野『Green言語』
この作品は、2024年度 就職作品プレゼンテーション出展作品です。
作品分野
AIシステム開発
作者名
森田 士雄 /綿 駿希 高度情報学科 AIシステム開発コース
開発環境・使用ツール
Visual Studio Code、Rust言語、Dioxus
作品コンセプト
森田:テキストで記述されたプログラムの構造を解析し、シーケンス図として表示。直感的にプログラムの流れを把握できるようになり、開発やデバッグの効率を向上させることができるほか、初学者の学習支援にも活用できる。 綿:書きやすさより読みやすさを重視したプログラミング言語
作品のアピールポイント・注力したこと
森田:世にある多くのコードエディタや統合型開発環境を比較し、Greenコードエディタに必要な機能に照らし合わせて画面設計を行いました。また、設計した画面や実装の途中経過を友人に共有し、相互に意見を出しながら開発を進めました。 本アプリケーションは、プログラムの処理の流れを一目で把握できるため、開発効率向上のほかに、初学者の支援や設計書の残っていないシステムの改修にも役立ちます。また、画面部品ごとに分けて実装を行ったため、メンテナンス性が高いこともポイントです。 フォルダの構造を読み取る部分や、プログラムを解析する部分のアルゴリズムを工夫しました。 綿:インターンシップでの経験をもとに、「読みやすさ」を重視し制作しました。既存の言語と比べてシーケンス図として表示できる機能を持っており、差別化と共存性のバランスを納得のいく形に仕上げました。 さらに発展の余地があり、今後さらに進化できる言語です。
制作にあたってHALで学んで活かせたこと
森田:システム開発手法を学ぶ授業があり、プログラミングだけでなく設計も経験することができました。本アプリケーションの開発においても、必要な機能ややり取りするデータ、画面レイアウトを設計してから実装を行っています。 企業の方から「使いやすく高品質なアプリケーション」と評価いただいた理由には、授業でシステム設計について学んだ経験を発揮できたからという側面もあると感じています。 HALでは、Webサイトやスマホアプリ、IoT、AIシステムなど、幅広いIT分野のものづくりを経験することができ、分野ごとの技術を身につけることができます。それによって直接的に作れるものが増えるだけでなく、積み重ねた成功体験によって新たな分野に挑戦するハードルが下がったと感じた。本アプリケーションもこれまでにないチャレンジングな開発でしたが、過去の成功体験が1歩1歩進めていく原動力になりました。 綿:学んだコンピュータサイエンスの知識を活かして開発を進めました。 ※学科名・学年は作品制作当時。
就職作品プレゼンテーションとは
就職作品プレゼンテーションは、希望業界への就職をめざす卒業前年度の学生(4年制3年次、2年制1年次)のために、ゲーム・CG・映像・アニメ・デザイン・ミュージック・IT・WEBなどの各業界で人気上位の企業から、採用・開発・制作担当者を招き、学生が自ら作品をプレゼンテーションできる専門学校HAL独自のカリキュラムです。就職希望企業と直接話を聞けるチャンスのため、希望者は大阪・東京・名古屋の3地区どこでも参加ができます。(一定の条件あり)