学生作品「Student Works」

就職プレゼンテーション作品:カーデザイン分野『PORTFOLIO’23/VISION GT』

就職プレゼンテーション作品:カーデザイン分野『PORTFOLIO’23/VISION GT』

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この作品は、2022年度 就職作品プレゼンテーション出展作品です。

作品分野

カーデザイン

作者名

中村 哲 / カーデザイン学科

開発環境・使用ツール

Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Alias、VRED、FUSION 360、Blender


作品のアピールポイント・注力したこと

単にカッコよくクルマをつくった訳ではなく、作品それぞれにコンセプトや使用者を設定しています。その結果として様々なカタチのモビリティが生まれました。従来的な自動車の価値観からは外れていますが、使われ方に注目してほしいです。

作品中で最大の実績は、産学連携課題の「アイガモロボ デザインコンテスト」です。
水田の雑草抑制ロボ外装をデザインしました。企業様からは開発期間が短い事、農家さんからは今の農機具が無骨である事などを伺ったので、前例のない可愛いデザインにしつつ、すぐ生産出来る様に設計要件を完璧にクリアしました。結果学生30名が参加したグランプリを獲得出来ました。

受賞実績

  • 2年次前期学内コンテスト 銀賞
  • 2年次後期学内コンテスト 金賞
  • 産学連携コンテスト    グランプリ/商品化

制作にあたってHALで学んで活かせたこと

・コンセプトメイク
入学前は、自分がいいと思うクルマを描けばよいと思っていましたが、使う人にとって大事な事は何か考察する必要があると学びました。どんな人がどんな時にどの様に使うか、その人の家族構成や趣味趣向などを設定すると、つくるべきクルマが自ずと見えてきます。
・立体への理解
どんなクルマにするか決めた後に、カタチを考えます。世の中の自動車は一見複雑な形状に見えます。しかしタイヤ周りの盛り上がりや出っ張っている部分を無視すると、いくつかの立体がぶつかり組み合わさっているだけなのです。立体を構成する事を学びました。
・伝え方
作品やポートフォリオは、見る人に伝わるものにしなくてはいけません。簡単に言えばシンプルにするということです。長々と文章を並べても人は読まないため、端的な言葉で理解させるのがデザイナーの仕事だと教えられました。入学を考えている方には、本をたくさん読むことをおすすめします。

※学科名・学年は作品制作当時。

就職作品プレゼンテーションとは

就職作品プレゼンテーションは、希望業界への就職をめざす卒業前年度の学生(4年制3年次、2年制1年次)のために、ゲーム・CG・映像・アニメ・デザイン・ミュージック・IT・WEBなどの各業界で人気上位の企業から、採用・開発・制作担当者を招き、学生が自ら作品をプレゼンテーションできる専門学校HAL独自のカリキュラムです。就職希望企業と直接話を聞けるチャンスのため、希望者は東京・大阪・名古屋の3地区どこでも参加ができます。(一定の条件あり)

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