ハル研究所で「星のカービィ」シリーズに携わる卒業生に学ぶ!プロとして活躍する秘訣とは?
株式会社ハル研究所でサウンドクリエイターとして活躍するHAL東京ミュージック学科卒業生・小笠原雄太さん(2016年3月卒)をお招きし、特別講義を開催。就職活動を控えた学生たちに向けて、プロとして活躍する秘訣を教えていただきました。
ハル研究所は「星のカービィ」シリーズや「ハコボーイ!」シリーズなど、数々の名作ゲームの開発を手掛ける、言わずと知れた有名企業。最近では新ブランド「HAL Egg」を展開し、スマートフォン向けゲームアプリの開発も行っています。
【小笠原さんがサウンドクリエイターとして携わった作品】
『星のカービィ スターアライズ』
任天堂より2018年3月16日に発売された「星のカービィ」シリーズ初のNintendo Switch用ゲームソフト。ハル研究所が開発を手がけ、小笠原さんはサウンドスタッフとしてBGM・ボイス・効果音などサウンド全般の制作に参加。ゲーム内で流れる233曲を収録したオリジナルサウンドトラックも発売されています。
©2018 HAL Laboratory, Inc. / Nintendo
講義では、「音楽でプロになること」を前提に、学校での学び方や就職活動に役立つ実務経験の積み方、自己学習の方法など、実践的なお話をいただきました。HAL在学中は、同級生たちを巻き込んで毎週のようにテーマを決めて楽曲を制作し、先生からフィードバックをもらっていたそう。課題や学内コンテストへの取り組み方も含め、「学校を最大限に活用する」姿勢に、学生たちは刺激を受けている様子でした。
憧れのゲーム開発会社で働く先輩から直接アドバイスをもらえる貴重な機会ということで、講義が終わってからも質問をしたり、自身が制作した作品を実際に聴いてもらうため学生たちが列をなしていました。将来サウンドクリエイターを目指す学生にとって未来の自分につながる講義となったようです。