世界No.1のSNS、Facebookのエンジニアに学ぶ、グローバルに活躍するための心がけ

Facebook社よりソリューション・エンジニア・マネージャーの安藤祐介氏をお迎えし、就職活動を控えたIT学部の学生を対象に特別講義を開催しました。 安藤氏は、フリーランスを経て楽天や米企業・Engine Yard等で活躍した後、Facebook社に入社。入社2年でマネージャー職に就いています。

Facebook社は、月間アクティブ利用者が最大であるFacebookアプリのほか、Instagram、メッセンジャーなどのサービスも運営しており、学生にとって身近で憧れの企業。ご自身の経験をもとに、「エンジニアがグローバルに活躍を広げる為の8つの心がけ」をテーマにお話しいただきました。

エンジニアがグローバルに活躍を広げる為の8つの心がけ

まずお話しいただいたのが、「“README”を英語で書く」こと。“README”とは説明書のことで、例えば、自分で開発した作品に英語の説明をつけることで、海外の方にもサービスを使ってもらう機会が増え、思いもよらぬチャンスを得ることもあります。

続いて、「生産性を意識する」「専門性を高める」ことが海外で働く上で重要になるとお話しいただきました。たとえば、アメリカの企業では「残業をせずに定時で成果を上げること」が良しとされます。そのためには、どのくらいで仕事が終わるのか見積り能力が重要です。また、スキルの定着には、実は「誰かに教えること」が有効で、グループワークなどでも積極的に話すことが大事だそうです。

他にも、「見るメディアを変える」「コミュニティに参加する」など、日々のチーム制作にも活かせそうなことから、視点を広げて知識やスキルを身につける方法まで、エンジニアとして海外で活躍する秘訣を教えていただきました。 講義の最後には学生の質問にも真摯に答えていただきました。エンジニアとして自ら道を切り開き、憧れの企業で働く安藤氏の講義は、学生たちにとってモチベーションにつながったようです。