授業
2026.6.19
アニメ映画『傘少女』の魅力と中国アニメ市場を語る!HAL東京で学生向け試写会&トークショーを開催
唯一無二の色彩表現と緻密な作画、豪華声優陣で送る、長編アニメーション映画『傘少女』の日本語吹替版が、6月19日(金)より全国公開されます。これに先立ち、HAL東京では学生向けの試写会とトークショーを開催しました。本作は、アジアのアニメーション界を牽引するトップスタジオの一つ「咕咚动漫」による作品です。
映画『傘少女』メインビジュアル
上映後には、中国アニメーション業界の最前線を知るゲストによるトークショーを実施。董 志凌さん(面白映画社代表)、堀口 広太郎さん(100studio代表)、藤津 亮太さん(アニメ評論家)が登壇し、作品の魅力や中国アニメ市場について語りました。
アニメーションやCGを学ぶ学生に向けて、堀口さんは本作の魅力として「三幕構成の巧みさ」を解説。 「冒頭で世界観と登場人物が提示され、旅の過程で物語が展開し、謎が解決へと向かう。王道ながらも非常に整理されたストーリーで、90分という尺に収まるわかりやすい構造が印象的」と分析しました。
また、質疑応答では、学生から中国アニメ作品の強みや文化的背景に関する質問が寄せられ、董さんが回答。「中国では約12年前からアニメ人気が高まり、2Dアニメは現在も発展途上。興行収入の増加とともに制作費も上昇し、大作に挑戦しやすい環境が整いつつある」と、中国アニメ市場の成長について紹介しました。
堀口 広太郎 氏(100studio代表)
董志凌氏(面白映画社代表)
中国アニメーションという成長市場に触れるとともに、海外へと広がるアニメ産業の現在を知る機会となりました。HAL東京では、こうしたグローバル化する業界ニーズに即応した教育を展開しており、学生たちにとって創作の幅と将来の可能性を広げる貴重な学びの機会となりました。
■映画『傘少女』
https://kasashojo.com/
6月19日(金)より グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国順次公開
【STORY】
大切に扱われた“物”には付喪の“精霊”が宿る__そんな言い伝えが信じられている古代中国。工芸品の保存・修復を行う「秘宝閣」には、人には見えず、触れもしないが、実は多くの精霊たちがひっそりと暮らしていた。 ある日、平和の象徴と呼ばれる幸いをもたらす傘・青唐傘と、戦乱を呼ぶと恐れられる不吉な刀・黒玉剣が秘宝閣に収められる。青唐傘には付喪の精霊「チンダイ」が、黒玉剣には「ワングイ」が宿っていた。しかし、黒玉剣に宿るワングイが突然姿を消し、黒玉剣もまた秘宝閣から持ち去られてしまう。 突然姿を消したワングイを探すため、チンダイは秘宝閣で働く若き修復師「モーヤン」とともに旅に出る。モーヤンには、普通の人には見えない“精霊”の姿を見ることができる不思議な力があった。 行く先々で、普通の人には聞こえない“精霊”の声を聞きながら、人々の大切な“物”を修復していく二人。そこには、持ち主の想いが宿る、さまざまな物語があった。そして旅の果てで、チンダイはワングイと出会い、自分の運命と向き合うことになる___。 出会いと別れを知り、一本の傘に宿る精霊が初めて自分の運命を選ぶ物語。
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