ついに採用作品が決定！「山本山 フジヱラボ」新宿髙島屋店のウォールアートを学生がデザイン

創業330年のお茶と海苔の専門店「山本山」と、HAL東京でグラフィックデザインやイラストを学ぶ学生たちによるコラボレーションプロジェクトを実施しました。

今回学生たちが取り組んだのは、老舗・山本山の新業態である、伝統あるお茶を新しいスタイルで楽しめる専門店「山本山 フジヱラボ」新宿髙島屋店の店舗を彩るウォールアート。若者が集う新宿の“ニューカルチャー発信スポット”を目指して、来店され方が撮影しSNSで発信したくなるような壁紙のデザインを制作しました。 今回最優秀賞に選ばれた作品は、9/15（水）より、実際に「山本山 フジヱラボ」新宿髙島屋店にて掲示されます。来店の際には、ぜひ壁紙をバックに撮影してみてください！

タイトル「ひとくちちょうだい」 CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザインコース 廣野　綾花

受賞コメント：「ひとくちちょうだい」とかわいくねだる声が聞こえてきそうな壁面デザインです。フジヱラボのドリンクを一緒に飲みたくて仕方がない女の子たちをシンプルな線と塗りで表現しました。来店したお客様が女の子の口元にカップを持っていくと、ひとくちあげているように見え、「映え」る作品になっております。今回、最優秀賞をいただき非常に光栄です。実際の店舗の壁に展示していただけるという貴重な経験ができました。

山本山様より最優秀賞受賞のポイント： 江戸から続く老舗のブランド要素が、フジヱラボがメインターゲットに想定している20代〜30代女性のお客様に受け入れられるシンプルなタッチで描かれた世界観の中に上手く表現されています。そして、思わず写真を撮りたくなるインスタスポットとしての仕掛けも取り入れられていることや、壁のドアをうまく活用した遊び心のあるデザインになっている点が高評価につながりました。

タイトル「新宿miyabi」 CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザインコース 大吉　悠介 受賞コメント：この作品では、フジヱラボさんで感じられる伝統と優雅さを体験しているお客様を舞妓に喩えて、その特別感と新宿の雑踏とを対比させて表現しました。 Instagram等でよく見かける"鏡に映った自分をスマートフォンで撮影している写真"のように、舞妓はカメラをこちらに向け、フジヱラボさんのカップを突き出しています。この舞妓と向かい合わせになるよう同じポーズをとって撮影すると、"鏡に映る自分が舞妓になったかのような写真"が撮れるという体験を提供することができます。

タイトル「クールな抹茶づくり」 CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメ・イラストコース 元　浩辰 受賞コメント：制作にあたり、色んな作品をつくっては比較して一番良い作品を選んだり、Illustratorだけでなく他のツールを使ってみたり色々な試みをしました。その過程で他の作品活動にも役に立つほど、多くの技術を身につけることができて、良い経験になりました。良いイラストをつくり上げることができて、楽しい作品活動になりました。