HAL名古屋学生が本庄崇賞を受賞！ワコムによる学生イラストコンテスト　第1回「WCCC CC」

株式会社ワコムが主催する「WCCC CC（ワコムクリエイターズカレッジクラブクリエイティブコンテスト）」にて、全国80校786作品の中からHAL名古屋の尾崎莉来さんが審査員賞「本庄崇賞」を受賞！また、白原さん（P.N.）も見事入選を果たしました。

本庄崇氏は、スクウェア・エニックスでFINAL FANTASY X／XII／XIII／零式／XVの開発に携わり、その後 Luminous Productions では『FORSPOKEN』のコンセプトアートを担当。2023年に IZE（アイズ株式会社）を設立し、現在は3DCGやVR、ゲームエンジンを用いた幅広いアート制作を手がける実力派クリエイターです。

本コンテストには本庄氏に加え、キャラクターデザインや書籍装画など幅広いジャンルで活躍するイラストレーターの有田満弘氏、アニメーションからMV制作まで多彩な表現で注目を集める米山舞氏が審査員として参加しています。
第1回の作品テーマは「つながり」。クリエイティブ表現を支えるワコムの技術とネットワークを生かし、新しい才能を発掘する場として企画されたコンテストで、初回から実績を残しました。

●本庄崇賞

「送り火」CG・アニメ・デザイン4年制学科
尾崎莉来

本庄崇コメント

全体的に構図も安定していて画力の高さを感じる作品です。手前の送り火の明度、それを受けている少女のライティングも適切で、見せたいポイントにすっと視線誘導が出来ているので、まず目が行きました。テーマとしては、自分のルーツであるご先祖様との繋がりをテーマに、歴史を超えて自分まで脈々と繋がる命のバトンにより、今日生かされている感謝にも繋がり、また他の作品とは違ったテーマの消化が出来ていたと感じます。

●入選

「君達と共に」
白原（P.N.）

米山舞コメント

所謂「絵を描いている絵」ですが、地味にならず光の差し込み加減や画面のバリエーションで華やかになっていて、レベルが高いなと感じました。絵のモチーフも身近で等身大なところが伝わりやすさに繋がっており、非常に素晴らしいです。何より、こういった構図で全てのモチーフが隅々まで丁寧に描かれていてとても愛を感じますし、絵を描くのが好きということがよく伝わって来て非常に好感が持てました。見ていて楽しい気持ちになる作品です。マイクや椅子など無機質なものはもう少し構造を調べてしっかり描いてみてもいいかもしれません。

※審査員コメントは公式サイトより引用