HALから最多8作品が入賞!CGWORLD主催・学生CGトライアル「WHO'S NEXT?」
CGWORLD主催の学生CGトライアル「WHO'S NEXT?」の2022年第1弾が開催され、HALの学生8名の作品が見事優秀作品に選出されました!審査はスクウェア・エニックス、Production I.Gなどの企業をはじめ、Sony Pictures Imageworksやドリームワークスなどで活躍する国内外のプロのアーティストによって行われました。
今回は175点の応募が集まる中、優秀20作品のうち8作品をHALの学生が占める結果となりました。プロの高評価を得た作品をぜひご覧ください!※HAL名古屋・HAL東京・HAL大阪の実績
ゲーム4年制学科 ゲームデザインコース
小南 春斗
タイトル『Imagination』
■学生コメント:物語の想像をかきたてるような質感やモデル制作、画づくりを目指しました。リアルな質感であることはもちろん、「伝える質感づくり」というテーマに注力しました。例えば、大きな荷物によってヒビが入った支柱や、樽からこぼれる水滴から、「この屋台の店主は、少し天然な性格なのかな…?」と、キャラクターの性格まで想像が膨らむような作品になっています。HALでは個人制作では味わえない範囲まで、CG制作に楽しんで取り組むことができています。未経験でもかなり上達することができると思います!
■制作に使用したツール:Maya, ZBursh, Photoshop, Illustrator, Substance 3D Painter, Quixel Mixer, Quixel Megascans
ゲーム4年制学科 ゲームデザインコース
柏木 一樹
タイトル『開戦』
■学生コメント:海賊映画のワンカットをイメージしました。シネマティックでリアルな雰囲気を目指した作品です。プロップのクオリティ、物量感を意識して制作しました。HALではCGソフトの基本的な操作方法から、コンセプトに沿ったデザインまで幅広く学べ、作品に活かせました。
■制作に使用したツール:Maya, Mudbox, Arnold, SubstancePainter, Photoshop
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース
池内 啓人
タイトル『忘れられた祠』
■学生コメント:制作したコンセプトアートをもとにUnrealEngineで作品をつくりました。ファンタジー世界をビジュアル化するため、マテリアル表現やデザイン、自然が人工物を飲み込んで行く様子の再現に注力しています。HALではCGの技術以上に、作品について考える能力を鍛えることができました。例えばチーム制作でディレクターとしてメンバーにフィードバックを繰り返すことで、判断力を鍛えることができたと思います。
■制作に使用したツール:UnrealEngine, Blender, Maya, ZBrush, 3D-Coat, Substance Painter, Photoshop, AfterEffects, QuixelMixer, SpeedTree, Megascans
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース
三宅 健太
タイトル『RetroCamera』
■学生コメント:ベースカラー、メインカラー、キーカラーのバランスが取れた色合いになるように全体の配色を行いました。経年劣化の表現を細部までテクスチャリングを行い、アルミや皮を全体的にコントラスト高めに、パキッとした印象をつけながら単調になりがちな金属部分のハイライトにグラデーションが入るようなライティングを行うことでレトロ感や高級感をさらに引き出しました。視線誘導をコントロールするために、コンポジットでアルミやビニールの鏡面反射と明度の微調整を行っています。HALにはグラフィックデザイナー志望として入学しましたが、1年次の幅広い分野に触れることができるカリキュラムのおかげで3Dに興味を持ち、本格的に3D作品を制作するようになりました。授業内でのグループワークや友人同士での意見交換などを通して、自分だけでは気がつくことのできなかった視点や技術、先生方からのアドバイス等を活かして制作することができました。
■制作に使用したツール:Maya, Arnold, Nuke, Photoshop, Illustrator, Substance Painter
ゲーム4年制学科 ゲームデザインコース
寺島英治
タイトル『ノスタルジア』
■学生コメント:遠く離れてしまい会えなくなってしまった友人に手紙を書く場面を表現しました。植物や園芸道具など、友人がその場所にいた形跡、主人公の思考などストーリーにつながる要素を画面の各所にちりばめて、それらへ視線が行くようライティングやオブジェクトのシルエットによって誘導しています。今回は企画の段階から色の使い方に一番気を遣いました。1・2年生で履修した色の使い方に関する授業で学習したことが、発想のきっかけになりました。
■制作に使用したツール:Maya, SubstancePainter, Arnold, Photoshop
ゲーム4年制学科 ゲームデザインコース
伊藤 誠野
タイトル『Illust Dream』
■学生コメント:SF世界の主人公を想定した作品です。妖しげな女性をイメージして目を引く1枚絵を目指しました。魅力的な女性に見えるように特に顔の造形に注力しています。HALでは3D分野に詳しい先生方に、ツールの基礎から学ぶことができました。そこから自分自身でも試行錯誤して応用をしていくことで、今回の作品を仕上げることができました。
■制作に使用したツール:Maya, Zbrush, SubstancePainter, Photoshop
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース
芝田 留唯
タイトル『PREPARING FOR WAR 2』
■学生コメント:この作品のアピールポイントは、質感とモデリングです!細部までつくりこまれたモデリングや、生活感を出すために色むらを程よくつけたりなどを意識しながら制作しました。レイアウトでは、ブループリントや銃をメインとし、色の幅を広く使った絵づくりや見ていて飽きないような作品にしようと意識しました。2年次で取り組んだ課題で培ったモデリング力が生かされたのではないかと思っています。
■制作に使用したツール:Blender, Photoshop, Substance painter, Maya, Nuke
ゲーム4年制学科 ゲームデザインコース
青 隆士郎
タイトル『リザード』
■学生コメント:かっこよさと面白さのある生き物をコンセプトにデザインしました。遠くから見たときにシルエットとディティールがかっこよく見えるように制作しました。実際の爬虫類の鱗などのディティールや造形を参考にしています。HALの図書館では、読みたい技術書をリクエストすると大体取り寄せてくれるので、いくらでも学べる環境だと思います。
■制作に使用したツール:ZBrush, Photoshop
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