お知らせ
2025.7.16
サイバーエージェントと専門学校HALが包括連携協定を締結。産業界に即応し、国際競争力のあるプロフェッショナル人材育成へ 実務連携をさらに深化
IT・デジタルコンテンツ業界の各分野で活躍するスペシャリストを育成する専門学校HALと国内大手IT企業である株式会社サイバーエージェントは、2025年7月14日、人材育成に関する包括的な連携協定を締結しました。
本協定は、産業構造の急速な変化やグローバル市場における競争の激化に対応すべく、教育機関と企業が連携して「実践力・即戦力・国際力」を備えた人材の育成をめざすものです。とりわけ、我が国においては国際競争力のある人材の育成が急務とされており、教育と産業が一体となって次世代の育成に取り組むモデルとして、全国的にも注目されるモデルケースになると考えています。
今後は、教育カリキュラムの共同開発に加え、さらなる連携強化も視野に入れた取り組みを両者で進めてまいります。
■ 協定締結の背景
- 1. 多数の卒業生が活躍する実績が信頼の礎に
- 今回の協定が実現した背景には、専門学校HALの卒業生がこれまでに多数、株式会社サイバーエージェント及びそのグループ企業へ就職し、同社の様々なプロジェクトで中核的な役割を担っているという実績があります。
多くの卒業生が継続的に活躍し、即戦力として現場に貢献してきたことが、教育の質への高い信頼につながり、両者の関係性をより強固なものにしてきました。このような「実績に裏打ちされた信頼関係」が、今回の包括連携協定のきっかけになりました。 - 2. 求める側・育てる側、それぞれの理念の共鳴
- 将来性や潜在的な能力の高さ、スキルや実績を重視した柔軟な人材採用を進める株式会社サイバーエージェントと、産業界のニーズに応える職業教育を重視してきたHAL。両者の目指す方向性に共通点が多く、このたびの包括協定締結へとつながりました。
■ 協定に基づく具体的な取り組み内容
- 1. 長期有償インターンシップの提供
- HALの学生を対象に、株式会社サイバーエージェントで長期実務インターンを実施。報酬を得ながら実際の開発現場で必要なスキルやマインドを習得します。
- 2. サイバーエージェント社による講師派遣
- サイバーエージェントのクリエイターやエンジニアが授業・講義を担当。業界最新の技術トレンドや開発現場のリアルを学生に直接伝えることで、即戦力育成を加速させます。
- 3. 産学連携プロジェクトの共同実施
- 企業課題をテーマに学生と企業担当者が協働で解決策を考えるPBL(課題解決型学習)を展開。コミュニケーション力や提案力、技術の応用力が磨かれます。
- 4. 学生作品への審査・フィードバック提供
- 学生による卒業制作・課題作品に対し、サイバーエージェントのエンジニアやクリエイターが直接審査とアドバイスを実施。業界の評価基準を知る貴重な機会となります。
■ 代表者コメント
- 株式会社サイバーエージェント 専務執行役員 長瀬 慶重 氏
- 専門学校HALの卒業生が、これまで数多く当社に就職し、様々なプロジェクトにおいて中核的な役割を担ってきた実績が、本協定締結の背景にあります。同校の卒業生は、卓越した技術力に加え、優れた人間力を兼ね備えており、弊社の成長を牽引する存在です。本取り組みを通じて、学生らが持つ才能を支援するとともに、さらなる連携強化も視野にプロジェクトを推進してまいります。
- HAL名古屋・HAL大阪 校長 荒井 洋行
- 生成AIの活用が進み、企業が求める人材像も大きく変化する中、サイバーエージェント社より本学卒業生のクリエイティビティに高い評価をいただいていることを、大変光栄に感じております。本学では、専門スキルの習得にとどまらず、創造性を育むための「創造性開発」を、開学当初よりカリキュラムとして組み込んでまいりました。
一人ひとりのクリエイターに求められる創造性がこれまで以上に重視される今、本取り組みを通じて、次代を担う人材の育成と成長の機会を、今後さらに広げてまいります。 - HAL東京 校長 鶴保 征城
- 本学卒業生のサイバーエージェント社での活躍が、今回の協定締結へとつながったことを大変光栄に存じます。これまでの教育の成果が、新たな連携の形に発展したことは、教育機関としての責務と成果の証です。今後も産業界との連携により、社会から評価され、信頼される教育の実現を目指します。
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