就職プレゼンテーション作品:ゲームデザイン分野『アステカ神話 -Suns of Tomorrow-』

学生作品

2025.3.31

就職プレゼンテーション作品:ゲームデザイン分野『アステカ神話 -Suns of Tomorrow-』

この作品は、2024年度 就職作品プレゼンテーション出展作品です。

作品分野

ゲームデザイン

作者名

飯野 智文 / ゲーム4年制学科 ゲームデザインコース

開発環境・使用ツール

Maya、Photoshop、Substance3DPainter

作品コンセプト

アステカ神話で語り継がれる「テスカトリポカ」と「ケツァルコアトル」の戦いの一幕を3DCGで表現しました。

作品のアピールポイント・注力したこと

作品を制作するにあたり、デザインテーマとなるアステカ神話に関する情報や伝記を調べ、その神話の情報を基に「テスカトリポカ」と「ケツァルコアトル」を構成する為に必要なテーマを決定しました。この2神はライバル関係である為、対のデザインになる事を意識しています。 私はこの作品でアステカ神話を感じていただけるデザイン・雰囲気の構築に注力しています。各々のキャラクターテーマに基づく、デザインの落とし込みは細部のパーツまでこだわりを突き詰めました。アステカ神話に於ける人心御供の文化をデザインに反映させるなど、その世界の背景にあるモノに意識を向ける事でこだわりを演出しています。 また、こちらのモデルはゲームエンジンでの使用が可能な状態へと各種調整を行っています。

受賞実績

・HAL3校合同学内コンテスト 3DCGモデル「テスカトリポカ」 銅賞

制作にあたってHALで学んで活かせたこと

HAL名古屋での学習で、実制作前の準備・設定の策定が重要である事を学びました。キャラクター設定であればその性格や印象、どの様な世界で生きているか等、すべての基となるべき情報の決定が重要です。ゲームデザインとしても、どの様な手順で制作を行うかを事前に計画する事で、効率的かつ短期間で制作が進められます。 この作品も事前にキャラクター設定などを書き起こし、誰が見てもテーマが伝わる形で情報をまとめています。またその資料を先生方に共有・アドバイスをいただく事で、より精度の高い事前資料として活用していました。 ※学科名・学年は作品制作当時。

就職作品プレゼンテーションとは

就職作品プレゼンテーションは、希望業界への就職をめざす卒業前年度の学生(4年制3年次、2年制1年次)のために、ゲーム・CG・映像・アニメ・デザイン・ミュージック・IT・WEBなどの各業界で人気上位の企業から、採用・開発・制作担当者を招き、学生が自ら作品をプレゼンテーションできる専門学校HAL独自のカリキュラムです。就職希望企業と直接話を聞けるチャンスのため、希望者は名古屋・東京・大阪の3地区どこでも参加ができます。(一定の条件あり)